信州友愛ロータリークラブ 例会
2022年6月22日開会 (通算70回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

皆さん、こんにちは。
皆さんにとってこの一年半のクラブは如何だったでしょうか。居心地が悪かったですか?
それとも新しい世界に興味が湧きましたか?
皆さんそれぞれにロータリーを感じたことでしょう。当然ですが、皆さん一律に同じ考えや感情を持つということはありません。私たちは多様性の中に存在し、その多様性を育んでいく必要があります。

物事全てに共通することですが、一つの現象だけに留まっていては決して変化、進化しないということです。常にメンテナンスをしていく必要があるんですね。
こうしたことを踏まえ、ロータリーは常に単年度でリフレッシュしていくわけです。新しい考えを取り入れ、クラブの風通しが気持ちよく、会員の皆さんにも自分のクラブを愛する気持ちが芽生えてくれることが一番です。

これからは、地に足をつけ、しっかりしたクラブの方向性を皆さんと共に考え行動していきましょう。
このクラブは皆さんにとって居心地の良い暖かな心があるクラブであって欲しいと願って止みません。

この一年、ありがとうございました。
 

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 土屋尚一君
「信州友愛RC東北信会員セミナーが開催され、とても有益な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。」

信州友愛RC 高木和久君
「金児会長、堀川幹事、1年半大変お疲れさまでした。」

卓話

一年を振り返って

信州友愛ロータリークラブ クラブアドバイザー 古川 静男様
       「一年を振り返って」
                    クラブアドバイザー 古 川 静 男



昨年の6月26日、松本市のブエナビスタにおいて信州友愛RCの認証伝達式が行われてから、早いもので一年が過ぎました。この一年間、会員皆様に取り
まして、ロータリーライフは如何だったでしょうか。

初めて経験することや新たな出会いがあり、今までとは違った時間を過ごされたことと思います。
コロナ感染拡大がなければ、信州友愛ロータリークラブようなネット上でのクラブ運営形態は、既存クラブのリアル運営とはかけ離れたものでありましたが、
コロナ禍で、どのクラブもネットを利用したロータリー活動を模索し、実践してきており、ネット利用が常態化する方向に動いています。実際にネット利用をしてみると、
全てがネットで賄えるわけではなく、リアルで会うことの重要性も理解でき、そのバランスが重要であるということが認識されました。
初めてロータリーに参加された方は、ネット例会やZOOM例会が当たり前で、リアル開催が例外のように感じているかもしれませんが、
一年が経過する中で、情報交換や人となりを知るには直接会うことが重要であるということを認識できたと思います。

両方経験している私の感想ですが、通常の例会はネットを利用しての開催は参加しやすくて負担感も少なく、至極便利だと思いますが、
会員同士のコミュニケーションやロータリーの良さを知るためには、やはりリアルでの会合や懇親会は欠かせないと感じています。
次年度には、是非定期的にリアル会合や研修会・懇親会を開催して頂き、個々人の繋がりを強めて頂ければと思います。

奉仕活動についてですが、信州友愛では、基本的には自分自身で行う「職業奉仕」や「社会奉仕」活動が中心となっていて、それ以外に他クラブの奉仕活動
に参加して社会奉仕を共有する方式が取られてきました。
ロータリーの奉仕活動の主体はさまざまあります。国際ロータリーが行うもの、日本のロータリーが独自に行っているもの、
各地区が行っているもの(長野県は2600地区)、クラブが行っているもの、個人が行っているもの、などです。

ロータリー全体の奉仕活動は、「クラブ奉仕」「職業奉仕」「社会奉仕」「国際奉仕」「青少年奉仕」の5つを基本としています。
個人としては、「職業奉仕」と「社会奉仕」が主体となります。
「クラブ奉仕」は、クラブの仕事を分担して行うことでクラブ運営に参加し、活気あるクラブ活動を行うことで実施するものです。
今年度は金児会長と堀川幹事がほぼカバーしてくれましたが、次年度からは各人がその役割を担わなければなりません。

「青少年奉仕」については、国際ロータリーのプログラムとして「インターアクト」「ローターアクト」「青少年交換」「ライラ」などがあります。
信州友愛では松本国際高校インターアクトクラブのスポンサークラブになりましたから、次年度からは青少年奉仕活動をクラブとしても出来るようになります。

また、交換留学生も2600地区長期(1年)が5人、短期(3カ月))が1名を派遣することになっています。
派遣先は、フィンランド・ブラジル・スイス・スウェーデン・フランスです。
その国の学生も派遣クラブでは受け入れることになるので、国際色豊かな活動が出来ます。地区の青少年交換委員会の委員になればすべての行事に参加できます。

「国際奉仕」は、何処のクラブもなかなか対応できないでいるところですが、国際奉仕ではないのですが、米山記念奨学生のお世話をすることで国際的な
視野を持つことが出来ます。

「米山記念奨学生」についても理解しなくてはいけませんね。次年度2600地区では18名の留学生に米山奨学生として奨学金を給付することになっています。
18名の出身国は、中国10名、ベトナム4名、マレーシア2名、台湾1名、スリランカ1名となっています。
例年はモンゴルや韓国の学生も選ばれていますが今回は応募がありませんでした。地区の米山記念奨学委員会の委員になれば、選考から始まり交流会にも参加出来ますので、留学
生の実情を知ることが出来ます。

世界のロータリアンが協力して取り組んでいる活動として、ロータリー財団が行っている「ポリオ根絶活動」があります。
この活動も是非理解して下さい。ロータリーの世界的な活動として世界から高く評価されています。
ロータリー財団では、「グローバル補助金」を利用した国際奉仕や「ロータリー平和フェロー」と言って世界で平和の為に活躍する人材の育成にも資金提供をしています。
また、「ロータリー財団グローバル補助金奨学生」といって海外へ留学する学生へ奨学金を与える活動もしていて、2600地区(長野県)から次年度2名の学生がイギリスなどに留学します。

ロータリーとしては、まだ沢山の活動をしているのですが、取り敢えず、身近な「I Serve」から初めて、次にクラブ奉仕活動でロータリーの組織を学んでください。
ロータリー活動は、「世のため人のため」に行うものですが、その基本は自分自身の生き方・考え方を確立するものであります。
会員同士が奉仕と親睦を通じて成長し合う場であります。

次年度も皆さんと共に、ロータリーを通じて素晴らしい人間関係を作り、社会に貢献していければと思います。