皆さん、こんにちは。
今回は「変化する」ということについて考えてみたいと思います。
全ての世界の中でも、新陳代謝は常に行われています。もちろん、人間の細胞においても同じです。
特に成長期の若者の身体は常に細胞の入れ替わりを行なっています。
しかし歳を経て成長が止まると同様に細胞の変化もなくなって、むしろ細胞そのものが壊れていく、いわゆる老化という現象に入ります。
また、昆虫の世界でも変体という大きな変化でその体や特性までの変えていくということがあります。
昆虫は、そのために多くのエネルギーを消費し、その命は大変短くはかないものとなっています。
さて、変化をするという人類に課せられた大きな問題は好むと好まざるに関わらず必須の事項だと思っています。
また同じように組織も常に新陳代謝を繰り返していかないと短い機関で陳腐化してしまうことも事実です。
多くの方は一度作った組織や仕組みを変えるということにかなりの抵抗を示します。
未来志向ではなく過去の仕組みに自分を置くことで、自分自身はかなり楽になるということもあります。
こうしてクラブなどの組織を変化させるには、かなりのエネルギーと寛大な勇気と知恵が必要です。
できるものなら変化させたくない、現状のままでいたい。そう思うことも理解できます。
しかし私達は歴史の流れの一部の中に存在しています。つまり変化をせざるを得ないということになります。
ロータリーは常に時代と共に変化を続けています。時には規約を緩めてでも変化を続けています。
私達は自分達の流れに沿った変化をしていくべきで、急激な変化ではなく緩くそして確実に進めることが重要だと思います。
この2600地区に初めてEクラブが誕生した時は、各クラブの皆さんは驚かれたでしょう。そして眉を顰めたことでしょう。
しかしそれも時と共に皆さんに周知され、認知されていくものと思います。
私達はちょうどその渦中にいます。
それでも、このクラブの未来を描いていくことが次の時代への橋渡しだと思っています。
皆さんと共にこのクラブを愛し育てていきたいと思っています。