信州友愛ロータリークラブ 例会
2022年6月1日開会 (通算67回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

皆さん、こんにちは。
先日5月28日、29日と京都にて「輝く瞳に会いにいこう全国大会」が開催され、原田義之先生の講話と松本先生の「黄昏時の診察室」と題して講話を拝聴いたしました。
北タイ赤族の自立支援のために識字率向上・水と衛生支援を含めた活動を「I Sereve」として全てご自分で考え、行動されています。
私達ロータリアンは「行動する」というスローガンをどこまで実践しているでしょうか。言葉だけ終わっていないでしょうか。

原田先生は語りかけます。「自立サイクルの支援として常に現地目線で捉え、そして彼らと共に前を向いて未来を切り開く。そして支援とは安易な物を提供するのではなく、もっと深く考えて何を提供することが最善かを考えて行動しなさい」ということです。
 現地の人を支援するには、現地の人を決して労働力として扱わないということです。
 例えば、現地の畑にコーヒー豆を栽培する畑を提供し、そこで働く現地の人に報酬を与え、その豆を日本に輸入してコーヒーとしてお客に提供すること。
 コーヒーの店主は「現地の支援のために」とおっしゃいます。しかし、これは本当の支援ではないということ。

 つまり、私達が資本力を使って現地の村を開墾し畑を作り、そこで現地人を雇って生産すること。これは奉仕でも支援でもありません。ただ、彼らの土地と労働力を安く使っているに過ぎないということです。
奉仕とは、決して見返りの報酬を目的にしてはいけません。これがあると私達の根幹たるロータリーの精神から逸脱してしまいます。

 こうしたことを原田先生は講話の中で説いていきます。
12月3日は中信第二グループのIMで原田先生の講話を拝聴することができます。
ぜひ、皆さんも聴いて、考え、行動してください。
 

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 土屋尚一君
「5月度ZOOM例会に出席できました」

信州友愛RC 大嶋三紀夫君
「2ヶ月半の入院生活でしたが、5/25に退院することが出来ました。6月より新たなステージでの治療が始まりますが、出来るだけ早く仕事に復帰しロータリー活動も皆さんにご迷惑を掛けた分、頑張りたいと思います。」

信州友愛RC 大嶋三紀夫君
「追加ニコニコボックスです。」

信州友愛RC 大嶋三紀夫君
「追加ニコニコボックスです。」

卓話

蓼科RCとの共同奉仕事業 芦田城址整備活動に参加して

信州友愛ロータリークラブ 土屋 尚一
芦田城址整備活動に参加して
                     報告者 土屋 尚一

令和4年5月28日(土)、前日の雨天と打って変わって快晴となったこの日、協力クラブである蓼科ロータリークラブが芦田城址保存会、古町老人クラブ、ボーイスカウトと合同で行っている芦田城址整備の奉仕活動に参加して参りましたので、報告いたします。

 芦田城址の歴史は資料等で調べていただきたいと思いますが、北佐久郡立科町にある町指定文化財の山城跡です。しかし、地域高齢化などにより長年整備されずにきて、城址の南面が竹林に覆われ山全体が鬱蒼としていましたが、八十二文化財団からの補助金支給をきっかけに芦田城址の整備活動が始まったそうです。

 信州友愛ロータリークラブは昨年5月に初参加した“竹切り”、11月の歩道整備、そして今回の3回目は信州友愛ロータリークラブから、今井芳明会員、倉島悟会員、金児まゆみ会員、金児会員のお嬢さんとその娘さん、そして私(土屋)の6名が参加いたしました。昨年の竹切りの経験から、皆竹切りようのノコギリを新調して行ったのですが、竹切りは保存会の方々が担当され、ロータリークラブは昨年11月に設置した歩道のステップの増設を担当するとのことで、ちょっと出鼻をくじかれました。


 芦田城址へは県道40号(諏訪白樺湖小諸線)から幅狭かつ急な道ですが、主郭近くの駐車場まで車で行けます。さらに駐車場から主郭のあった頂上まで距離にして60m位、急坂で足場が悪く滑りやすい危険な所が多い歩道でした。しかし、昨年11月に駐車場から主郭近くまで蓼科ロータリークラブが用意された樹脂製ステップを、信州友愛ロータリークラブも設置のお手伝いをしてかなり上り下りしやすくなりましたが、完成にはちょっとステップの数が足りなかったので、さらに100段程追加して完成に至りました。
 
 私は、駐車場からステップを抱えて急坂を数往復しただけで疲れ果ててしまいましたが、ステップ設置と固定の杭打ちは金児会員ファミリーの活躍で思ったより早く、1時間程で完成できました。作業が早く終わり集合時間までまだ1時間程あったので、本来の目的(?)であるタケノコ掘りに向かったメンバーが居たのは言うまでもありません。私は残念ながら午後から地区会員増強セミナー参加のため作業終了次第帰宅したので、皆さんの成果を拝見できませんでした。

 帰り際に城址を見ると、まだ広大な竹林が残っていました。蓼科ロータリークラブのWebサイトを見ると、竹林は約20,000㎡あるそうで、今まで伐採できたのはまだ5分の1位でしょうか、完了までまだ数年はかかりそうです。 次回も協力できるといいなと思いつつ現場を後にしました。