信州友愛ロータリークラブ 例会
2022年5月18日開会 (通算65回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

皆さん、こんにちは.
ロータリークラブを運営するうえで大切なのは事務局です。
会長・幹事等の役員は当然ですが1年単位で変わります。その中で事務関係まで役員が介入することは大変なことです。
とすれば、事務局員がクラブに在職している期間が長ければ長いほど、クラブ運営の核心的部分は事務局への依存度が高まっいきます。
ある意味、事務局という専門的な分野はクラブにとって大変ありがたいことではありますが、長い期間を経るとそれが弊害になる場合もあります。

クラブ事務局が突然辞めてしまったことを想像してみてください。
今まで、当たり前のように、地区・クラブ間・会員の情報伝達と会計業務を全て行ってきたことをクラブ役員がその業務を遂行できるでしょうか。
もしそのような場面にクラブが出くわしたらクラブ運営は崩壊するかもしれません。
現実にこのようなことが起こりました。結局クラブは独自運用が不可能になり、クラブが消滅するといった事案です。
私たちは、このような想定外のことが起こりえるということを認識し、その危機対策に乗り出さなくてはならないということも事実です。
日常の当たり前のことが非日常になった時のことを踏まえしっかり危機管理していなければなりません。
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先日4月28日(土)に松本ホテルモンターニュにて「次年度会長・幹事・事務局会議」が開催されました。

中信第二グループでは、木曽RC・松本南RC・松本空港RC・松本西南RC・塩尻RC・塩尻北RC・信州友愛RCの7クラブで構成されています。

議題は次年度のRIテーマ及び次年度上沢ガバナー年度での地区目標・活動方針を発表し、その後、各クラブの自己紹介と現況を話して頂きました。
当クラブからは小池次期会長・堀川幹事・笠原理事・大嶋尚志会員・手塚事務局が参加されました。
会議後は懇親会にて皆さんとの親交を深め、次年度に向けての新たな結束を誓いました。
こうしてリアルに行う会議・懇親会は、きちんと感染対策されていれば充分可能であると確信しました。
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さて、当クラブにおいては事務局を設置しておりません。当初は会長・幹事にて充分処理できると思っていましたが
例会運用・会計処理・他クラブ・地区とのメールの頻繁なやり取りなど、多忙を極めているのが現状です。
また、クラブ会員が広域に分散しているため情報の伝達などにも苦慮しているのが現状です。

今後クラブ運営を効率化し、活性化するためには役員が充分力を発揮することが重要です。
事務処理を切り離してクラブ運営に専念するために、事務所と事務局の設置は必須と考えます。
もちろん、その為の費用が発生しますので、今後は年会費の多少の値上げは必要になるかと思います。
クラブ会員の皆さんにはそのことをぜひ理解して運営に協力して欲しいと考えています。
 

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 乾みゆ紀君
「コロナ禍ではありますが、少しずつ対面でも海外と仕事を行う兆しが見えてきた昨今でうすが、心から世界の平和を願うばかりです。」

信州友愛RC 金児進君
「長野南RCとの共同奉仕事業「ロータリー奉仕デー」に献血奉仕してきました。協力クラブとして、これで提携している全てのクラブの事業を共同で行うことができました。Eクラブでも十分奉仕活動ができる証です。」

あづみ野RC 藤森康友様
「ロータリアンとしての姿勢への自問自省、 ロシアのような傲慢、強欲、恐れに見る自問自省、 人類が、先ず自分自身が平和を生きることへの自問自省を込めて。 」

卓話

第32回RYLA(ライラ) in 松本 報告 その1

信州友愛ロータリークラブ 会長エレクト 小池 晃
第32回RYLA(ライラ) in 松本 報告 その1
報告者 会長エレクト 小池 晃

1 日 時 令和4年5月14日(土)10:00 ~ 15日(日)17:00
2 場 所 アルピコプラザホテル(松本市)
3 参加者 ライラリアン(ライラ受講生)・ロータリアン 70名
4 主 催 国際ロータリー第2600地区
5 ホスト 松本空港RC

【RYLAとは】
Rotary Youth Leadership Awards(RYLA)といい、ロータリー青少年指導者養成プログラムと訳します。
「リーダーシップを発揮したい、自分の可能性を広げたい、世界を変えたい……。」
そんな考えを実現するための第一歩となるのが、「ロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)」です。地区が実施するこのプログラムで、若い人たちが新しい友人をつくり、楽しみながらリーダーシップのスキルを磨いています。

RYLAでできること <地元で活躍する人や豊かな経験をもつ人たちと一緒に>
1 コミュニケーションや問題解決のスキルを磨く
2 学校や地元地域で活躍できるリーダーとなる方法を発見する
3 地元を動かすリーダーによる指導、意欲を高めるような講演、仲間との交流を通じた学び
4 自分の可能性を発見し、行動へとつなげる
5 楽しみながら、生涯続く友情を培う


【研修講座より】
1 多様性と国際性そして新しいリーダーシップ
    青少年指導者育成を行う上で、彼がリーダーとなる20年・30年後の社会を理解してからリーダーを育成していかなければ意味        が ありません。リーダーになることは面倒なこと。リーダーの役割は「共感が大事」
    成長するには、多くの人を惹きつけないといけません。
多様化とは・・いろいろな人を惹きつけること
★日本の社会もロータリークラブも学校のクラブ活動も、ある一定の人間(数)が集まっていないと成長がしていかない。現状維持にもならない。
人口と経済は密接な関係にある。人口を増やすには、多様性(国際化)が重要


2 これからの会社の姿
★コロナ禍により組織を超えてつながっている → 共感による関係
                                                                   自分がやりたいことをやらせてくれる会社
従来は、役職で人をつなぎとめていたが、これからの会社はNPO的になっていく。
                                                                                 ↓
                                                                社会奉仕的に変わっていくだろう
3 理想的なリーダーを考える
過去の評価が行われている人を考える。
(今のリーダーは、途中で評価が変わる可能性があるので避ける)
複数の理想像を持つ
参謀を持つ(自分の相談相手を決める)

4 リーダーとして
<重要> (1)知識や専門性を持つ → 学習すること
           (2)人間性(人間力) → 訓練すること
リーダーは単純に人を切ってはいけない。(その人の裏側にあるものを見て判断していく)
表面的ではなく、多面的に見られているか?
原因があるから結果があると常に考える癖が大事



みなさんはどのようなリーダー像を想像されていますか?
私たちが今考えていることは、今生きることに必要な考え方かもしれません。将来を託す人材には、その先の社会を想像して人材育成をしていく必要があります。学校教育もまたしかりです。