信州友愛ロータリークラブ 例会
2021年2月10日開会 (通算6回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

ロータリーソング 「我等の生業(なりわい)」
1.
我等の生業 さまざまなれど   
集いて図る 心は一つ
求むるところは 平和親睦   
力むるところは 向上奉仕
おゝロータリアン 我等の集い
2.
奉仕に集える我等は望む   
正しき道に果(このみ)をとるを
人の世挙(こぞ)りて光を浴みつ   
力を協(あわ)せて争い忌むを
お ゝロータリアン 我等の集い
皆さんこんにちは。
今週は「P・D・C・A」について考えてみようと思います。
一般的な経営手法として良く用いられるもののひとつとしてPDCAという考え方があります。
これは
Plan  計画
Do   実行
Check 評価
Act   改善
という言葉の意味で,これを常に回していく事で仕事や仕事以外の事案に対してより良い方向性を導くことができます。段取りを整理するということですね。
これはクラブの年間活動計画や中長期ビジョンに当てはめることができます。
私たちは5年後のクラブ活動構想をどのように練るか。そして何から優先させるか。順序立てて作成していくときちんと整理ができます。
まず、当クラブの中期計画は、「クラブとクラブ会員の安定的活動」とします。
これは、いきなり奉仕活動に入るのではなく、一人ひとりの会員が奉仕の意味を知り、ロータリアンとして何をするべきかを学ぶ必要があるからです。それには、ロータリーの歴史や理念を知る必要もあり、またそれに個人の考え方をマッチングさせる必要もあります。高潔な個人の確立を「点」とすると、それらを結んで「線」として、更に「面」にしていくということです。この過程において微妙な調整をする作業にPDCA技法を用いることで整然と整理されることになります。

クラブ計画を作成していくうえで、最も基本となるのは
ロータリーの5大奉仕です。
職業奉仕
社会奉仕
国際奉仕
クラブ奉仕
青少年奉仕

これら5大奉仕を実践するにあたっては個人としてクラブとして理解を深め、さらに噛み砕いて分類しないと、闇雲にやっても効果は少ないと思われます。
そこで、奉仕をもっと身近に判りやすく整理しますと

青少年教育支援及び貧困対策支援
(平和フェローシップ、インターアクトを整備し青少年の育成を行う)

地域環境整備支援
(植樹、水・空気・土壌資源保護、清掃事業等を行う)

人道的グローバル海外支援
(ポリオ撲滅基金支援・海外貧困地域支援を行う)

など、まだまだ数多くやるべき奉仕がありますが、それらを具体的な実践活動の計画を立てるための情報収集をしていくことが最初に求められます。
クラブ会員にとって、より判りやすい奉仕、活動が見えて数値化しやすい奉仕活動でCheck、Actionがしやすくなります
私達は、ビジョン(戦略的行動計画)を持って次のステップに進めていきましょう。

本日はクラブ幹事である堀川 豊さんの卓話です。よろしくお願いします。

 

幹事報告

長野南ロータリークラブより例会場所の変更通知が届いています。
 

令和3年2月10日
 
国際ロータリー第2600地区
ガバナー事務所      御中
ガバナーエレクト事務所  御中
各ロータリークラブ    御中
 
                      北信第一グループ
                      長野南ロータリークラブ
                         会長 加藤 保雄
                         幹事 赤澤 正巳
 
         当クラブ例会場移転のお知ら
 
 
平素は格別なるご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、当クラブ例会場を下記の通り移転することとなりましたのでお知らせいたします。
  今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
  
               記
 
 
    
  ○新例会場
          ロイヤルホテル長野 
           〒381-1215
          長野県長野市松代町西寺尾1372-1
          TEL  026-278-1811
                    
  ○移転日    令和3年3月8日(月)より
 

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 金児進君
「大嶋副会長さんの卓話は大変参考になりました。伝統を守るということと多様性、柔軟性をうまく活用していることにとても感動しました。ロータリーにも通じることですね。ありがとうございました。 今週もニコボックスに協力します。」

信州友愛RC 大嶋三紀夫君
「本日、例会の卓話を担当させて頂きます。先祖代々から受け継がれてきた大嶋家住宅(現在は信州松本 南涯館と命名)についてお話させて頂きました。是非機会がありましたら皆様のご来訪をお待ちしています。」

あづみ野RC 藤森康友様
「小池先生、更に逞しくなって帰ってきてください! 出会いと旅立ちの季節ですね。小さな縁も大切にしてゆきたいものです!!」

信州友愛RC 土屋尚一君
「クラブメンバーとしてひと月乗り切れた節目として。2月もよろしくお願いします。」

信州友愛RC 乾みゆ紀君
「モグラたたきのように毎日すべきことが山のように降って来る毎日に、思わず笑ってしまう日々ですが、少しずつでも自身の行ってきた事業活動の点が線になる瞬間の感覚を信じて、来年度に向けた準備とセルフメンテナンスを2月は行いたいです!」

信州友愛RCRC 市川誠様
「大嶋様の卓話に感謝して。 堀川様 配布物をお届けいただきありがとうございました。」



下記の、1名の皆様よりメークアップを頂きました。

藤森康友様



誠にありがとうございます。クラブを代表しましてお礼申し上げます。

※ご投稿頂いたあとにお支払いをされていないと証明書が発行出来ません。
送ったのに証明書が来ないなどご不明な点がありましたらお知らせください。

卓話

会員卓話(社会貢献の最終章に臨んで)

信州友愛ロータリークラブ 幹事 堀川 豊 様


会員卓話
信州友愛ロータリークラブ 幹事 堀川 豊様

テーマ  社会貢献の最終章に臨んで

                  2021210日例会                                                                                                         

 

1. 組織人、社会人として病院経営者より薫陶(指導)を受けたことに感謝

国宝松本城西側で生まれ育った私は、開智小学校(国宝の旧開智学校)、丸の内中学校、松本県ヶ丘高校の登下校時に日々松本城を眺めながら通学しました。

子供の頃より小城ながら堂々とした雄姿の松本城のごとく、漠然としていましたが将来は人のためになる人生を歩みたいと思っていました。

高校卒業後は、千葉大学医学部附属診療放射線技師学校(現在は4年制の医学部医療技術学部へ移行)を卒業後、国家資格を取得し地元の社会医療法人相澤病院に診療放射線技師として勤務開始しました。

病院時代には三代の理事長に仕え、医療を通じた社会貢献を目指して施設長(相澤健康センター)を最後に22年の勤務を経て退職しました。

在職中は、故初代理事長(松本南RC所属)、故二代理事長(松本東RC所属)、三代目の現相澤理事長(松本東RC会員で日本病院会会長)に可愛がっていただき組織の改革や人材育成、経営など地域のためになる善意の医療について多くを学びました。

同病院は、創業110年で私が就職したころは、250名ほどの職員数でしたが42年後の現在はスタッフ1800名の社会医療法人としてこの地域の基幹病院として急性期医療、高度ながん診療、疾病の早期発見の拠点として地域社会に貢献しています。

後輩である法人No2の中島専務理事は松本城RCの現会長です。

  国際ロータリーと同じ歴史がある病院で、その理念や経営指針が相通じる  部分が多々あります。
 

2. 創業後にロータリークラブの先輩方から受けた指導に感謝

 病院退職後は、相澤理事長の助言と大きな支援のもと予防医療に特化した会社(株式会社長野メディカルサポート)を創業し、検診領域の電子カルテの販売や検診施設の経営コンサルティング、早期発見を目的としたPET(ポジトロンエミッション トモグラフィー)センターの開設と運営受託、がん医療のプロモーションなどを行ってきました。松本市や長野県のパイロット事業にもチャレンジしてきました。

創業直後には、高校の同級であった現古川直前ガバナー(信州友愛RCアドバイザー)の紹介で松本西南RCに入会し、昨年6月まで14年間在籍していました。

創業時には数年赤字が続き悩みました。どんな時でもロータリーの先輩や仲間達より大きなお力添えをいただき、やがては経営が軌道に乗り毎年黒字を出すことができました。ある先輩経営者から「会社は沢山利益を出し沢山納税することが最大の社会貢献だ!その上でロータリーにも多くの寄付をし、物心両面で社会奉仕ができるよう頑張ることだよ」と。また、今も多くのロータリアンの仲間から仕事を通した社会貢献(職業奉仕、社会奉仕、青少年奉仕国際奉仕)について多くのことを学んでいます。

国際ロータリーの使命である「職業人と地域社会のリーダーのネットワークを通じて、人びとに奉仕し、高潔さを奨励し、世界理解、親善、平和を推進することである。」との指針にあるとおり、最近は国内、世界に広がるネットワークに連帯することができ社会貢献の生き方を考えられるようになりました。 

3年前に会社を長男にバトンタッチし、業態を変えて継続経営しています。

65歳を過ぎた今、孫たちも成長し年金を頂きつつゆったりと時間が流れ余裕が持てる年代になりました。

この頃は、自治会の役員として地域の最大の課題である少子高齢問題や環境保全問題などに喜んで活動して地域の連帯を深めています。
 

3. 今後10年(75歳まで)の決意

どんな役でも面倒な仕事も喜んでやる10年にしたいと思います。
 

1 職業人として

午前中のみ近医で診療放射線技師をしていますが、多くの患者さんは地域の顔見知りです。病院時代に学んだまごころの医療サービス(社会奉仕)の在り方を地域の方々のために、良質な検査(レントゲン検査、CT検査、超音波検査など)を通して実践したいと思います。同時に医療制度の改革や最新医療についても勉強する決意です。
 

2 友愛クラブの一員として

幹事、会計、事務局の役割を全うし新入会の次世代を担う会員の皆様のお役に立ちたいと思っています。
 

3 地区事務所の事務局として

国際ロータリー2600地区の約2000名の会員の皆様のために、事務局としてガバナー、地区幹事、各委員長、関係各位の皆様を補佐できるよう努めます。
 

4 地域活動のリーダーとして

この地域が抱える多くの課題に対し、細かな事、面倒な事、多種多様な難題などを厭わず喜んで実践することで、公共イメージ向上のためロータリーリアンの実力が示せるよう頑張ります。