信州友愛ロータリークラブの皆様へ
RID2600 地区会員増強委員会 委員長 あづみ野RC 小穴 実様
信州友愛ロータリークラブの皆様へ
2019-22 RID2600 地区会員増強委員会 委員長
あづみ野RC 小穴 実
初めまして、地区会員増強委員長を務めさせていただいている あづみ野ロータリークラブの小穴 実(おあな みのる)です。
この度、金児会長様より御クラブへの寄稿の機会を与えられましたので拙文を託します。
御クラブは昨年度(成田ガバナー年度)に創立され、RI第2600地区では最も若く、活発で健康的なクラブと認識しています。
また、構成メンバーの方々もロータリー歴20年を超える方から、今回初めてロータリーと言う組織に加わった方まで多士済々の人材の宝庫と承知しております。まさに現在のロータリークラブの求めているところのDEI(Diversity多様性,Equity公平さ,and Inclusion開放性)に準拠したクラブ運営がなされていると敬服いたしております。
特に金児会長に於かれましては、創立前から非常に熱心にWebを主とするクラブ運営について研究されていたことを古川パストガバナーより伝え聞いて承知いたしておりましたが、小生もガバナー補佐を務めたことからWebクラブの必要性を感じ、金児会長ほか創立メンバーの皆様の活動には強い関心を持っておりました。
しかしながら、クラブ創立と言うエネルギーは、他地区の先例のまね事だけでは成し得ず、会員の勧誘も新クラブ創設には20名を超えるメンバーが必要ですし、創立に向けた情報発信もしなければ成らず、正に生みの苦しみだったと存じます。
創立後も熱心な会員拡大、クラブ奉仕活動をHP,FB(Webサイト)を通じて全世界に向け発信していること、インターアクトクラブの創立を計画しているなど素覚ましいまでの活動を目の当たりにしています。
さて話は変わり、地区会員増強の現状を報告させていただきます。
この未曾有のコロナ禍は、多くのクラブの通常例会の開催を阻害し、ネット例会の手段を持たないクラブでは休会が続いております。はたまた会員の経済状況へも大きな影響を与え、そのため止む無く退会になった会員も多くおられ、地区目標の2000名は古川年度で一時的に超えましたが、残念ながら現在は1920名前後です。
地区別のグループ合同会員増強委員会で上がって来ている問題点は、古い因習にとらわれているクラブ体質や高い会費などが会員増強の敷居を高めていると思われます。
また、3~5年の先を見据えたクラブ戦略計画を持ったクラブがクラブ運営、会員増強に強みを発揮しています。
そんなところから、クラブ運営のマンネリ化を見直し、クラブの健康状態を常に把握しなければ衰退すると感じております。
末筆になりましたが、今後も理想的なクラブ運営の代表として、御クラブの益々の発展、会員の皆様のご健勝を心より願っております。