信州友愛ロータリークラブ 例会
2022年1月19日開会 (通算50回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

皆さん、こんにちは。
お正月気分も抜けていよいよ2022年の本格的スタートとなります。
ロータリーの提唱する中核的価値観の中に「公平さ」という項目があります。
これは4つのテストにもでてくる重要な項目です。私たちは常にすべてに公平であるかということ。
言葉は非常に簡単ですが、現実的には大変難しい問題だと考えています。
戦後の日本の高度成長期の中に「一億総中流階級」なる言葉がありました。
まだまだ日本国の自由資本主義になるまでの成長過程だった頃です。
欧米社会に追いつこうと国策での経済発展を目指す姿はどこか社会資本主義的な匂いも感じます。
こうして、日本経済が順調に発展し、ようやく安定期を見せる時期になってきました。
しかし、資本主義発展の副産物として貧富の格差が大きくなったことも事実です。
自由経済的資本主義が発展すればするほど逆に貧富の格差が大きくなるというジレンマに陥ったのが今の日本社会のような気がします。
私達はあえて「公平さ」を真剣に考える時にきています。経済格差の狭間に埋もれる若い世代の貧困は現代の日本社会をそのまま映しています。
特に企業は肥大化し、中小企業として活躍する場面は失われ、それと共に労働人口も減少していることに危機感を持っている方も多いと思います。
ロータリーの活動として、どこにメスを入れると効率よく持続サイクルが回りだすのか、大変重要だと考えていますが、皆さんはどのように考えていますでしょうか。
困窮社会を撲滅し、貧富の差を解消するにはどこから手をつましょうか。
若い世代への学力向上と倫理の維持。それは青少年奉仕そのものかと思います。
今こそ、ロータリーは青少年への奉仕活動を重点項目として取り組む必要があると思います。それは未来の日本社会の育成になります。
 

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 宮田繁ニ郎君
「本年もよろしくお願いします。」

あづみ野RC 藤森康友様
「昨年の「ホップ」から、新年を迎えて金児年度から小池年度への「ステップ」、 そしてクラブ会員一丸となっての「ジャンプ」に繋げる本年だと思います。 「ロータリー」とは、それを重ね繰り返す「Community of Leaders」だと。 どうか本年もお付き合いの程、よろしくお願いいたします。」

信州友愛RC 古川静男君
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 オミクロン株の感染拡大により、ロータリークラブの活動自体は停滞していますが、 ロータリーは奉仕の心を学ぶ場です。日々の生活や仕事の中で「奉仕とは何か」 を考えながら、今自分の出来る「奉仕活動」を実践していきましょう。 皆様にとりまして、今年も充実した一年となりますようご祈念申し上げます。」

信州友愛RC 市川誠君
「あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い致します。 良い一年になりますように。」

信州友愛RC 乾みゆ紀君
「本年もどうぞ宜しくお願いいたします。五黄の寅年にあやかり、公私共に充実した1年になるよう努めてまいりたいです。」

信州友愛RC 金児進君
「ニコニコボックスの協力金選択にに¥2000を追加しました。多少使い勝手が良くなったと思います。これからもニコニコボックスにご協力ください 」

信州友愛RC 小林陽子君
「本年もどうぞ宜しくお願いいたします。」

信州友愛RC 小池晃君
「本年もよろしくお願いいたします。8日のIAC冬合宿中止になりました。コロナ禍でありますが、リアルな活動ができることを祈っています。」

信州友愛RC 小池晃君
「沢山のお祝いメッセージありがとうございました。1つ歳を重ねることができました。金児会長かバトンを受け取れるように精進します。」

卓話

ロータリーを学ぶ~Eクラブ~とは

MyRotaryから抜粋


My Rotary からの抜粋



ロータリーの活動の中心となるのがクラブです。ロータリアンは、例会で仲間たちとの交流を楽しみながら、情報を交換し、奉仕活動について話し合い、より良い地域社会づくりに力を注いでいます。

クラブでは、プロジェクトの管理や、人前でのプレゼンテーションを行うためのスキルを磨いたり、ほかでは会うことのできないような人びととの出会いがあります。地域社会の問題や世界がかかえる課題を解決するために、異業種の仲間と一緒にプロジェクトに取り組めるのも、ロータリークラブならではの魅力です。

Eクラブ

「毎週、決まった時間に指定の会場に行くのが難しい」という方には、Eクラブへの参加がお勧めです。Eクラブは従来型のクラブとよく似ています。どちらも毎週例会を開き、奉仕プロジェクトを実施し、ロータリー財団を支援し、会員同士の親睦を楽しみます。大きな違いは、会員がそれぞれに都合のよい曜日や時間にインターネットで例会に参加することです。

 

バーチャル交代式の開催

寄稿者:スティーブン・セネット(メルボルン・ロータリーEクラブ 幹事エレクト)

StephenSennett

スティーブン・セネットさん

ロータリー年度も残すところあとわずかとなりました。クラブでも伝統的な交代式について検討を始めている頃だと思います。しかし、新型コロナウイルス流行による世界での数多くの変更と同じく、交代式も直接顔を合わせて行うことができない状況となっています。延期や中止にすべきか、という問い合わせがクラブから寄せられていますが、むしろ私は、「オンラインで開催してはどうか?」と思うのです。

オンラインの交代式なんて非現実的に聞こえるかも知れません。しかし、オーストラリアに住むロータリアンなら、大成功を収めた新しいアンザック・デー(オーストラリアとその周辺国の祝日)を思い出すでしょう。この文化的祭典は従来、物理的に集まって行われてきたものです。ロータリーの場合、アンザック・デーとは違い、オンラインイベントの分野で既に豊富な経験を有しています。

クラブが最初にすべきことは、交代式がなぜクラブにとって重要なのかを考えてみることです。その答えはクラブによって異なるでしょう。その答えにこそ、顔を合わせた交代式の大切な部分を一つも犠牲にせずに、オンラインで開催するためのカギが隠されています。交代式の一般的な要素は次の通りです。

  • 功績を称える。一年間の懸命な活動を振り返りましょう。これは単に会長や理事会の自画自賛ではなく、すべてのロータリアンが誇りを持てるものとすべきです。
  • 奉仕に感謝する。大きな貢献をした会員を称えることも重要です。奉仕活動における懸命な努力や惜しみない寄付に拍手を贈るべきです。
  • これからの一年に目を向ける。新たな奉仕の機会や、より良い未来のために仲間と一緒に活動できる機会を楽しみにすることも大切です。この気持ちが、希望の源となるからです。
  • 親睦を分かち合う。今ほど人とのつながりが大切な時はありません。Zoom上で気さくな会話をするのは難しいかもしれませんが、それでも友情の絆を固く保つことが重要です。

では、交代式をどのように企画すればよいでしょうか?以下は、各段階に応じたアドバイスです。

式次第を決める

オンラインだからといって、式次第を変更する必要はありません。既にプログラムがある場合、それをそのままオンラインに移行して実施すればよいのです。

交代式を開催する

まずは、腕の良い進行役を選びましょう。進行役は、参加者の注目を引きながら交代式を進行し、予定通りの時間に沿って進めることが求められます。オンライン会議ツールの使い方やイベント開催に役立つ機能を把握しておきましょう。例えば、一部の参加者のマイクをオフ(ミュート)にする機能が重宝するかもしれません。また、進行役が参加者への対応に集中できるように、テクニカルなサポートはほかの人に担当してもらうと便利です。

賞の授与や表彰を行う

recognitionクラブ会長が受賞者や表彰者を発表する時間を設けましょう。ポール・ハリス・フェローのレベルアップなど「サプライズ」ではない場合は、早めに表彰の品を郵送し、当日にピンを着用して参加してもらいましょう。そのほかの認証品も先に郵送しておき、交代式でみんなに披露してもらうとよいでしょう。退任する会長への記念品の贈呈などはオンラインでは物理的に不可能なため、前もって動画で撮影しておくこともできます。役員バッジも郵送するか、予め本人の自宅に届けておくことができます。

大勢の出席者に対応する

大勢の人が出席するZoomミーティングに参加したことがある方なら、誰が話しているのかわからない、誰がどこにいるのか見つからない、全員の顔が表示されているのかどうかわからない、といった経験があるはずです。そんな時は、Zoomのスポットライトビデオ機能を使用することで、ホストを一人だけを選んで画面に映し出すことができます。例えば、受賞スピーチでこの機能を使えば、受賞者だけを画面に表示できます。大規模なイベントの場合は、早めに計画して予行練習しておくことをお勧めします。

新型コロナ流行が収束するまで交代式を延期してもよいか

それも可能です。交代式は会員のために開催するものであり、どうするかはクラブが決めることです。ただし、急いで延期を決めてしまう前に、交代式は節目となる行事であり、引継ぎという観点からも年度の変わり目にできるだけ近いタイミングで開催するものであることを考慮してください。7月1日より遅れれば遅れるほど、交代式の意義が薄れてしまう可能性があります。例えば、11月に従来の形式で交代式を行うことが、6月にオンラインで実施するよりも意義があると言えるでしょうか。

新型コロナウイルスは、会員の参加促進という点で課題をもたらしています。どんなに努力しても、会員にとってロータリーとの距離感が前よりも大きくなってしまうかもしれません。そんな今だからこそ、交代式は、ロータリーの活動を称えあい、クラブの一員であることの意義を再確認する素晴らしい機会なのです。これほど大切な行事を後回しし、新年度への意気込みを新たにする機会を失ってしまえば、7月の会費を払う気分になれない会員がいてもおかしくありません。