奉仕プロジェクト委員会の今年度活動について
高木 和久奉仕プロジェクト委員長
奉仕プロジェクト委員会
委員長 高木 和久
「ロータリークラブの「奉仕」と当委員会の今年度の活動方針について」
定期的に例会を行っている既存のロータリークラブでは、毎ロータリー年度に
おける各委員会の活動方針について、ロータリー年度の期首である7月から順次、委員長等が例会で発表します。
当クラブでは、毎週ネット例会が行われていますが、皆さんが一堂に会する機会は、月末のZoom例会に限られます。ここで委員会報告の時間が設けられていますが、これはあくまで報告用の時間なので、活動方針を語る場ではありません。
21-22年度の活動方針については、クラブ計画書には書かせていただきましたが、サイトの構成上、なかなか目を通す機会も少ないのではないか、と思います。
本日は金児会長にお願いして、ロータリークラブの「5大奉仕」と奉仕プロジェクト委員会の当ロータリー年度の活動方針について、述べさせていただきたいと思います。
ロータリークラブでは、「奉仕活動」を大きく5つに分けて定義しています(これだけは知っておきたい「ロータリーの基礎」15頁。以下、資料として引用します)。曰く「クラブ奉仕」「職業奉仕」「社会奉仕」「国際奉仕」「青少年奉仕」です。
このうち「青少年奉仕」については、笠原芳子委員長のもと別立てとなっています。
また、クラブ奉仕は「各クラブの機能を充実させるために、クラブ内で会員が取るべき行動に関わるもの」とされ、基本的には会員各自が参加している委員会や職責その他の活動が「クラブ奉仕」と言えます。
「職業奉仕」は突き詰めていくと大変難しい概念ですが、10月6日の古川クラ
ブアドバイザーの卓話にも登場する職業人として行うプロボノ活動などが該当します。
「国際奉仕」は「青少年交換留学生」や「米山奨学生」等々があげられます。
「社会奉仕」については、「クラブの所在地域または行政区域に居住する人々の生活の質を高めるために、時には他(のクラブ等)と協力しながら、会員が行うさまざまな取組からなるもの」とされ、前掲の˝これだけは知っておきたい「ロータリーの基礎」˝の26頁に「社会奉仕の事例」(写真)が掲載されています。協力クラブの奉仕活動の応援ということで、植樹活動(松本西南RC)、竹林保全活動(蓼科RC)など行ってまいりました。
当ロータリー年度で長野南ロータリークラブが協力クラブとなりましたので、同クラブの奉仕活動のお手伝いができればと思います。
当クラブは、発足間もないクラブであること、またクラブの所在地域は「長野県を含む全世界」となっており、実際に県内だけでなく、県外の会員もおられます。将来的には「海外在住」の会員も入会するかも知れません。つまり「同じ時間に」「同じ場所で」奉仕活動を行うことはなかなか難しい、のが当クラブです。
「社会奉仕活動」に必要な「軍資金」も、会員の皆さまに「ニコニコボックス」にご寄付いただくことにより捻出していくことになるかと思いますが、現状まだ大きな予算を割ける状況にはありません。
「ロータリークラブの奉仕活動と言っても何したらいいの?」という方も多いと思います。そこで、奉仕プロジェクト委員会では、会員各自の「I Serve」(例えば、前年度の西入寿和会員による福祉施設への玄米の提供など)の実践、その積み重ねを当面の当クラブの活動方針としたいと考えております。
特に「誰でも」、「どなたでも」すぐ実践可能なこととして、「小さな̏
I Serve̋運動」と題して、当クラブの会員でもある南安曇農業高校の小池晃先生が顧問を務める「南安曇農業高校インターアクトクラブ」の活動を支援する、以下の活動を行いたいと思います。
1 ポリオ撲滅のためのPETボトルのキャップ収集
2 書き損じハガキの収集
3 使用済み切手の収集(古川幸枝会員 よろしくお願いいたします)
1年分、あるいは、レジ袋1袋分集まったところで、下記に送りましょう!
(送料は、̏I Serve̋の精神で会員負担(元払い)にてお願いします。ご近所の方は持ち込みでも構いません。)
〒399-8205 長野県安曇野市豊科4537番地 (℡0263-72-2139)
南安曇農業高校 インターアクトクラブ 御中
その他、会員の皆さまからのアイデアを募りたいと思います。当クラブの広域性や、デジタルを活用したEクラブらしい活動、女性会員の取り組み易い活動などを検討していきたいと考えています。今年1年、よろしくお願いいたします。