信州友愛ロータリークラブ 例会
2021年1月27日開会 (通算4回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

ロータリーソング 「4つのテスト」
1.
真実かどうか   
みんなに公平か
好意と友情を深めるか   
みんなのためになるかどうか
こんにちは。早いもので1月も終わろうとしていますね。今年はコロナウィルスが早く収まってくれることを願うばかりです。

しかし現況はウィルス感染が再び拡大して各クラブの例会は中断も余儀なくされているかと思います。各クラブにおいてはクラブ運営が大変な状況かと推測いたします。普段通りにいかないことは大変辛いものです。
そんな中で、当クラブはノンストップで例会を続けていきます。例会は情報収集と学びの場と捉え、それをタイムリーに共有することでいち早く正確に会員に伝達することができます。これはEクラブ形態の最大の利点と言えます。
パソコンを使えないからという理由はさておき、もっと情報媒体を駆使するべきです。また、多少時間がかかってもパソコン操作を覚えるのはそんなに難しくありません。まずは慣れることが肝心です。そしてわからなかったら躊躇なく聞けばいいことです。

RIのテーマ「機会の扉を開く」はすぐそこにあるチャンスをいかに見つけて勇気を出して開けることができるかです。扉の向こうが見えないだけに不安と恐怖がありますが、一度開けてしまえばその向こうにある世界に感動することでしょう。
もっとも恐れるのは、今そこにある機会に目を瞑ってしまうことです。そこで立ち止まってしまいますね。
皆さんは扉をどの方向から見ていますか?多くの方は真正面からしか見ていないと思うのです。なので、その扉は厚くて重くてなかなか動かないものと思え躊躇してしまいますね。
でもちょっと視点角度を変えてあげると、厚くもなく重くもなく簡単に動かせることに気付くこともあるんです。
機会も同じでちょっと視点を変えるだけで、機会に出会える数もかなる増えることになりますね。

さて、シリーズでお願いした話し方教室も最終回になりました。コミュニティテレビこもろのチーフキャスター後藤理恵様の卓話です。3回に渡ってありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

人前で話をするということは、緊張すると極端に難しくなってしまいます。リラックスして話ができれば一番良いのですが、場馴れしていない人には辛い問題です。ただ、原稿だけを読み続ける方もいますが、これも味気ないですね。

後藤理恵さんがいう、笑顔がとても大切で、しかも人の顔をみて語るということで自分の意思や考えも相手に伝わるということなんでしょう。
目線が大切という言葉。これからも大事にしていきたいですね。
奉仕も同じくいろいろな目線があるかと思いますが、自分を見失うことなく、常に相手の気持ちを考えながら話せる人になりたいですね。
 

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 金児進君
「3回に渡る後藤理恵様の卓話に感謝申し上げます。大変参考になります。 今回もニコボックスに協力いたします。まだまだ寒い日が続きますのでご自愛くださいませ。」

信州友愛RC 大嶋三紀夫君
「会員増強のご協力をよろしくお願いします。」

信州友愛RC 小池晃君
「初のオンライン委員会の開催おめでとうございます。少人数でできる委員会活動、オンラインならではの利点でした。益々活動が盛会になることをご祈念いたします。」

信州友愛RC 市川誠君
「第3回例会日と私の誕生日(記念日)が重なった事に感謝して。」

信州友愛RC 高木和久君
「オンラインミーティングを欠席することになり失礼しました。」

信州友愛RC 乾みゆ紀君
「皆さまとのご縁に新ためて感謝申し上げます。E-RC皆様に活力とエネルギーをいただきながら、自身の志気も高めてまいりたいと思います。」



下記の、1名の皆様よりメークアップを頂きました。

藤森康友様



誠にありがとうございます。クラブを代表しましてお礼申し上げます。

※ご投稿頂いたあとにお支払いをされていないと証明書が発行出来ません。
送ったのに証明書が来ないなどご不明な点がありましたらお知らせください。

委員会報告

                                ロータリー財団、米山記念奨学金委員会事業計画
                                                                             今井芳明
 この2つの委員会は、ロータリークラブ(RC)という組織の特徴を最大限に表現した委員会です。RCのような社会的な組織は他にもたくさんありますが、すべての組織に共通しているのは、それぞれが組織の目的を持っており、その目的を達成するために事業を行う。事業を行うためには資金が必要となるため、会員から会費を徴収し、事業費としてそれに充てる。会費は大別して事業を行うための事業費と組織を運営してゆくための運営費とに使われる。ところがわがRCは、各RC も地区もRIもすべての組織で会費は事業費に使われていないのです。会費はすべて運営費のみに使われているのです。この話をするとほとんどのロータリアンは「そんなことないでしょう」とびっくりします。それでは自分が所属するクラブの一般会計の予算書(決算書)、地区、RIのそれを見てください。どの予算書にも事業費という項目がありません。予算書の支出欄はすべて運営費のみでしょう、と言うとようやく納得してくれます。
 ではRCの事業費はどこから出るのでしょう。それがロータリー財団であり米山奨学基金から支出される、と言うわけです。ではロータリー財団や米山奨学基金の資金はどうつくられるのか。それはすべて寄付金によってつくられるわけです。ですからロータリアンが会費だけ払って、財団や米山への寄付を拒否したら、RCの事業は何も行えなくなります。各RCには財団や米山のような制度がありませんから、ニコボックスに積み立てた寄付金で事業を行います。これが他の組織には見られないRCの最大の特徴だと思います。
 財団が行う事業は、RIが行う世界的な事業と世界中のRCが行う事業の助成が主な内容です。米山は外国から日本に留学してくる留学生を援助する奨学金の給付が内容ですので、日本のRCが参加する事業です。それぞれどんな事業をしているか詳細については、それぞれのパンフレットが出ていますので参照してください。寄付はどのようにして行うか、寄付者にはどのような表彰が行われるか等についても同様です。
 わたしたちSFRCの会員が、今年何をすべきかについては、まず制度の仕組みを学んで把握すること、そして制度に賛同したら寄付行為を行うこと、と進んでいったらどうかと思います。寄付金額をいくらにするか、どこに寄付するかは次年度から考えてはどうでしょうか。

卓話

話し方教室③

コミュニティテレビこもろチーフキャスター 後藤理恵様
こもろ女性の家自主講座「話し方教室」③    
 
               コミュニティテレビこもろチーフキャスター 後藤理恵
1.前々回のおさらい
・腹式呼吸と胸式呼吸の違い・肺活量の意識の練習
・調音(長音)と短音の練習
・聞き取りやすい声の高さを探そう
・滑舌の練習
 
2.前回のおさらい
・明るい印象の話し方を身につける(口角がポイント)
・良い笑顔をつくるトレーニング
・声の使い方
・印象に残る自己紹介
 
3.朗読で伝える話し方を身につける
この「朗読」は、ただの「音読」ではありません。
ただ書かれた文章を読む音読ではなく、伝えて感動させるために様々な色、音を付けていくのが「朗読」です。
このテクニックを、抑揚のついた「話し方」に応用していくことができます。
 
原稿に書いてある言葉に集中して正確に発音し続けるのが「音読」。
これだと、話す相手にベクトルが向いていきません。
「朗読」は相手に自分の言葉を届けることを目的としています。
朗読こそが「相手の心を動かす話し方」につながります。
 
朗読のトレーニングは「会話」の上達にもつながります。
朗読のテクニックが身に着くと「声色」をつけていく作業が楽しくなります。
 
【朗読トレーニング】
 
黙読→②音読→③朗読 
 
まずは黙読で内容を理解。
 
音読ではどう読むか朗読のプランを練る。
 
そして朗読でそれを実行していきます。
 
→この努力が、抑揚のある「伝わる話し方」「心に響く話し方」につながります。
 
黙読して文章の意味を理解
全体の意味を理解するには声を出さないことも大事。
 
内容を理解できたら音読
声に出して読みながら、ボールペンを片手に強調したい単語やセンテンスに記しをつけていく。
どうすれば伝わるのかプランを書き込んでいく。
全てテンション高く力を入れて話したら聞き手は理解できない。
最も重要な部分を見極めて、その内容を確実に相手に届ける。
強調したい部分は□や○で囲む。
(私たちアナウンサーも仕事で行っています)
 
 どこが重要なのかどこを強く伝えたいかを考えて行くと、より深く文章を理解できる。
 
最後に朗読
練習をする際にはだれかに聴いてもらう。
録音する。これで劇的によくなる。
 
一度自分で練習する→発表へ。
 
抑揚をつけるためのテクニック
 
高めの声を出す
 普段の会話で気づかないうちに使っている。高い声は強いエネルギーを持っているので言葉を際立たせる効果がある。
 手のフリをつけるとやりやすくなる。手を軽く上げたり前に出してみたりするなどやりやすい形でいいので試してほしい。
 
前後に比べて少しゆっくりと話す
強調したい部分をゆっくりと念を押すように発音する。
聞き手は重要だと認識して耳を傾けてくれる。
どのくらい強調したいかによってゆっくり度を変えてもいい。
 
直前に軽く間をとる
 聞き手は話の途中で沈黙があると注意を引かれる。
 少しだけ注意を引きたいならば、ほんの少しの間を言葉の前にとる。
 それが次に来る言葉への期待感を高める。
 
強く発音する
音量を上げることで抑揚がつく。
どの程度大きくするのかを内容に応じて調整する
 
声色を付ける
 ポジティブな言葉は明るく、ネガティブな言葉は抑え気味に。などニュアンスをつけてみる。
 話し手の個性や人間味が出てくるもの。
 
 
4.コミュニケーションの基本
‶感謝と真心〟
シンプルだけれども忘れてはいけないコミュニケーションの基本です。
 
 相手とコミュニケーションをとる時、「嫌な感じ」では、全てはうまくいきません。
 この「感謝と真心」を忘れずにいる、「謙虚」な気持ちでいることで、相手とのコミュニケーションは必然的にうまく運んでいきます。
 人前で話すときもこの気持ちを忘れないようにしましょう。この気持ちが人に良い印象を与えてくれます。
 
‶相槌の打ち方〟
相槌の打ち方ひとつとっても人に与える印象はだいぶ変わってきます。
 
たとえば、「そうですか」という言葉一つとっても、「そうですか」と語尾を強く言ってしまうと、相手はそこで目の前のドアを閉められてしまったような感じを覚えてしまいます。
 また、相槌を打ちすぎて相手に話をさせないような威圧感を与えてしまう場合もあります。
 相槌を打つ時に、あえて声に出さないようにするということも一つあります。
 
 相手の話を聞こうという姿勢はもちろん大切ですが、声は出さなくても、相手の目を見たりうなずいたりすることでそれは十分伝わります。
 
‶目を見て話をする〟
 話をするときは、必ず相手の目を見ましょう。
 
 大切なことは、「私はあなたの話を聞いていますよ」「あなたに話していますよ」ということを目線で伝えてあげることです。
相手の同意を得ることで、共感を得やすくなります。相手の立場や気持ちを常に考え、聞く耳になって話すことがとても大切です。
大勢の人の前で話すときは「語りかける相手」を見つけましょう。