信州友愛ロータリークラブ 例会
2021年8月18日開会 (通算31回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

皆さん、こんにちは。
先月の7月中旬に東北地方へキャンプをしに行ってきました。
昔は北海道に10年続けてキャンプをしに行っていたのですが、昨年の手術もあり、体調が万全でないため、断念しました。
今年はとりあえずクルマで自由に移動できる場所をと思い東北地方に決定しました。
自分としてはソロキャンプが大好きで、一人でまったり過ごす時間を愛しています。
また旅の途中でサプライズが起こったりすることも旅の楽しみなんですね。
今回は三陸地方を襲った津波の被害があった岩手県釜石の根浜海岸でのキャンプ。
いつものように朝飯を準備しているときにふと女性から声をかけられ、根浜キャンプ場のことを、あれこれと。
その話の中で、このキャンプ場の隣に「宝来館」という旅館の女将(岩崎昭子さん)にぜひ会ってほしいと言われ、キャンプ場を出発したあとで
その旅館に立ち寄りました。既に女将が優しい笑顔で出迎えてくれ、館内を案内しながら震災の様子を語ってくれました。


災害は突然やってきて、今までの日常を全て破壊します。身体的・精神的なダメージは相当なものがあります。
ただ、今こうしてみると穏やかな日々に戻りつつあることは確かです。
そして支援の在り方も、瞬間的な支援ではやはりダメだということも理解できます。持続的な、サイクルを使った地道な支援で自立を目指すことは、全てにおいて共通なことだと思えてなりません。
ロータリアンであるならば、先を見越した有効な支援をしていきたいものです。

本日の卓話は会員の小林陽子様です。安曇野市市議会議員として活躍されている大変素晴らしいかたです。よろしくお願いします。
 

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 土屋尚一君
「信州友愛RCのZOOM正式例会が始まり、そして活動開始から8ヶ月目に入る区切りとして。」

信州友愛RC 市川誠君
「宮田 陽子様 会員卓話ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。」

信州友愛RC 宮田繁ニ郎君
「宮田陽子様 宅話、ありがとうございました。 」

信州友愛RC 金児進君
「今月も協力させて頂きます」



下記の、3名の皆様よりメークアップを頂きました。

丸野幸子様

藤森康友様

藤森康友様



誠にありがとうございます。クラブを代表しましてお礼申し上げます。

※ご投稿頂いたあとにお支払いをされていないと証明書が発行出来ません。
送ったのに証明書が来ないなどご不明な点がありましたらお知らせください。

卓話

自己小伝

信州友愛ロータリークラブ 会員 小林 陽子様
           自己小伝
                信州友愛ロータリークラブ 小林 陽子

 1971年栃木県小山市生まれです。大学進学で東京に出て20数年間、家庭を築き、子育てや仕事をしながら東京で生活しましたが、2016年4月に夫とともに夫の実家のある安曇野市にUターン就農しました。2017年10月より安曇野市議会議員としても活動しています。
 
東京から安曇野市にUターンできたのは、長男が大学を卒業したこと、次男が小学校に入る前であったこと、銀行に勤めていた夫の仕事に区切りがついたこと、とタイミングがちょうど重なったことも要因でした。学生結婚して長男を出産し、3年間学内の保育所に預けながら大学に通いました。卒業後は子育てをしながら、銀行勤務の夫と共働きで法律事務所や通訳翻訳事務所等に勤め、のちにファイナンシャルプランナーの資格をとり、生活設計の相談やセミナー講師として仕事をしていました。長男が高校3年生の時に次男が生まれ、保育園に預けながら仕事をしていましたが、2011年3月の東日本大震災をきっかけに、消費中心で忙しい東京の生活に疑問を感じ、自然豊かな安曇野で子育てをしたいと願い移住しました。
 
Uターン就農に際しては、夫の父のアスパラガス畑を引き継ぎつつ、野菜中心で、トマトの施設栽培、玉ねぎやその他野菜を栽培し、JAや直売所への出荷や、飲食店などへの直売など行なっています。また「野菜定期便」と題して、主に首都圏のお客さんに定期的に農産物を宅配する取り組みも行なっています。東京にいたときには、夫の両親が自家製の米や野菜を送ってくれたのが力になりました。今度は自分たちがその役目をしたいと思っています。コロナ禍のため昨年からできていませんが、都会の中学生を受け入れる農家民泊や非農家の友人と旬の野菜を楽しむ会もしています。農業は生産だけでなく、都会と地方、農家と非農家、等つないでいけたらと思っています。
 
 実際に安曇野で生活してみると、若い人がいない、農業従事者の高齢化、女性の地位が低い、子育て世代の声が届かない、という現実に直面しました。ちょうど公募していた第二次安曇野市総合計画の審議会の委員となり、市の今後10年間の計画について女性、子育て世代、農業者として意見を述べました。審議会は市内の商工業、農業、教育、福祉等の代表者で構成され、委員は9割が男性。現実との壁を感じました。これではまったく言い足りないと思ったことが、市議会議員になることを決意したきっかけでした。
 
今の立場で取り組みたいことは、
・女性の地位を上げ女性が輝ける社会にすること(日本のジェンダーギャ
 ップ指数は120位であること、自分が経験したように普通に仕事をして
 普通に子育てできることが当たり前にしたい)、
・次世代を担う子どもたちが幸せに育つ地域社会をつくること(長野県は
 子どもや若い人の自殺率が高い)、
・地方から日本を変えること(硬直化した社会は多様性を認めないことが
 原因の一つ、県内の若手自治体議員とパリテ・カフェの取り組みなど)
 です。
 
 趣味としては中学校の吹奏楽で始めたフルートです。育児や忙しさなどで中断した時期もありましたが、社会人になってからもレッスンに通い、アンサンブルやオーケストラなどで続けてきました。安曇野では、安曇野市消防団音楽部に所属しています。またチューバ吹きの夫や音楽仲間と「安曇野おとのわ」という団体を設立し、安曇野の音楽のすそ野を広げたいというコンセプトで、コンサートの企画や施設への訪問演奏等に取り組んでいます。安曇野でも音楽のわ、人のわを広げていきたいという思いです。
 
 市議立候補の際に力強く応援くださりお世話になっている笠原芳子さんのご紹介により、信州友愛ロータリークラブの一員に加わらせていただいたことを感謝しております。今後ともご指導のほど宜しくお願い致します。