信州友愛ロータリークラブ 例会
2021年7月14日開会 (通算27回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

皆さんこんにちは。
信州友愛ロータリークラブの国際ロータリー加盟認証状伝達式の基調講演を原田義之先生にお願いしました。

原田先生は北タイ・アカ族の識字向上の為に現地入りし、その中で自ら教壇に立ち「I serve」の実践として
奉仕活動を行っています。


私たちが考える奉仕は「一元的」「単発的」であり、いわゆる施しが主体になっていると思います。
しかし、先生は「持続可能な生活サイクル」による単発的な奉仕ではなく、一連のサイクルの中での奉仕事業を唱えております。

識字向上により、知識を得た子供たちはやがて知識を活かす職業に赴き、そして次の世代を育てるべく活動を開始する。
こうして貧困から脱却し、自立再生の道が開けます。

奉仕の「行動すべき機会」と「目的」をしっかり持っていなければ、形だけの奉仕に終わってしまうということです。
どんなにきれいな美しい言葉で語っても自ら行動人にならなければ、その価値決して輝くものにはなりません。
もう一度奉仕の原点を考えて、実践的奉仕活動をしていきましょう。
そして、何よりも、それは自分自身を豊かにしてくれるものになるでしょう。

行動人になるにはちょっと勇気が必要でしょう。ちょっと恥ずかしいでしょう。でも一歩踏み出してみましょう。

原田先生が教えてくださった「I serve」はとても聖く、高潔で、希望があります。
新しい目をもってこれからの人生を歩いていきたいものですね。

 

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 宮田繁ニ郎君
「金児まゆみ様 卓話ありがとうございました。」

信州友愛RC 乾みゆ紀君
「認証状伝達式で皆様と対面にてお会いすることができ、とても嬉しかったです。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。」

信州友愛RC 村松正勝君
「新年度が始まりました。一層、自己研磨に磨きをかけて皆様とつながりが持てるようにして行きたいと思います。」

信州友愛RC 金児進君
「協力クラブとして長野南RCさんの賛同を頂きました。北信地域のイベント参加など活動範囲が増えます。とてもありがたいことです」

信州友愛RC 古川静男君
「今年もよろしくお願いします。 今年は、ロータリーの理念を学ぶと共に、自分でできる奉仕活動を見つけていきましょう。」

信州友愛RC 市川誠君
「ロータリー新年度を祝って。」

信州友愛RC 小池晃君
「長野南RCさんの協力クラブ賛同を祝して」



下記の、1名の皆様よりメークアップを頂きました。

藤森康友様



誠にありがとうございます。クラブを代表しましてお礼申し上げます。

※ご投稿頂いたあとにお支払いをされていないと証明書が発行出来ません。
送ったのに証明書が来ないなどご不明な点がありましたらお知らせください。

卓話

自己小伝

信州友愛ロータリークラブ 会員 草間 遼太郎様
    自己小伝
          信州友愛ロータリークラブ 会員 草間 遼太郎


この度は例会の卓話として自己小伝の機会を頂戴致しました。
僭越ながら私事について記載をさせて頂きます。
 
【本クラブ加入の経緯】
サンクスメンバーで叔母の丸野幸子様の紹介にて、
この信州友愛ロータリークラブにご縁を頂きました。
 
千葉県市川市で生まれ育ちました。
隣の駅は東京都で立地は良いですが、昔は治安の悪い場所でございました。
 
学生時代は幼少のころからの夢の料理人になるため、調理師の資格を取ろうと決めました。
我慢しながらその高校に行くもいろいろあり2年生の12月には中退をしました。
ですがそこから社会の厳しさに若くして触れることが出来ました。
 
高校中退後は株式会社京樽の飲食店で勤務をしました。
そして夢である調理師になるため継続勤務をして調理師資格取得条件をクリア致しました。
その後も飲食店数社にて業界を学びながら飲食業界の現実を知りました。
 
飲食業界を辞めたのちは大手イベント会社にて入社し、企画から施工、運営スタッフにディレクターまで様々なことを経験しました。
このときにいろいろなクライアント様や経営者の方々と知り合いになり人の輪を広げることが出来ました。
 
しかし24時間ずっと労働時間みたいな生活を繰り返していていました。
それではいけないという思いがあったので、自分の請け負ったものすごく大きいイベントが成功したら退職しようと決めました。
退職後は夢が捨てきれなかったのか再度飲食店へ勤務を致しました。
 
再度飲食店につくと現在の弊社の共同経営の社長と出会います。
趣味が同じだったのと同期採用だったので意気投合をしました。
しかしながら自分は職場環境や経営サイドの役員に疑問が湧き退社をしました。
 
退社後は理由は控えますがイベンター時代の繋がりの社長と現弊社の代表と自分でおもちゃ・ゲーム屋を秋葉原にて経営することになりました。
 
インバウンドなんかない時代に駅からも少し距離のある場所でなんとか無事に2010年10月30日にオープンをすることが出来ました。
 
結論から言うと採算が合わず1年半で見切りをつけ閉店を致しました。
その後も現社長とは本業をしつつも細々とまだはやる前のAMAZONのセラーとしてネット通販をしておりました。
 
細々とやりつつも各々本業をしておりました。
自分も再度イベント業界に戻りその後は家電の卸問屋にてホビー事業部を任されることになります。
前任の担当が辞める前に仕入れて何もしていなかった不良在庫の処理を最初にすることになりました。
不良在庫は1000万円を超える金額でしたが、自分の退職の際には仕入れもしながら何とか100万円以内に収まるようにすることが出来ました。
不良在庫も処理しつつ利益を出すことにした自分は、仕入れ先を増やすために営業をしていたら今の会社立ち上げにはなくてはならない人と出会います。
 
商談を重ねていくなかで「独立するなら特価商品を出してあげるよ!」
名前は出せませんが大手メーカーの役員の方からそんなことを言われました。
 
甘い言葉には要注意と思いつつも信頼できる人でしたので現社長にも相談をしました。
人生最大のギャンブルとして会社設立を決めました。
 
2015年3月に本クラブサンクスメンバーで叔母の丸野さんに会社設立の相談をしました。
そこで合同会社を設立するくらいならと社歴の長い休眠状態の丸野さんの会社を譲り受けることとなりました。
 
2015年5月に登記などを全て変更して現在の弊社が出航しました。
「独立するなら特価商品を出してあげるよ!」と言ってくれた人にも会社設立を報告するととても喜んでもらえ祝福されました。
「約束していたことを実行しよう!」と言い、そのメーカーさんの商品の特価ルートを全て弊社に決めてくれました。
人生最大のギャンブルは大勝利でした。
今ではその方とは週に1回必ず会うくらい仲良くして頂いています。
当然特価商品は今も絶えないどころか、他メーカーの社長に商談してうちにルートを切り替えれば?と営業までしてくれております。
 
本業界の仕入れ販売をしていらっしゃらない方にはわかりずらいと思いますが、
家電やおもちゃなどはプロパーでは2~10%しか粗利が出ない業界です。
その低粗利の業界で(数字は伏せますが)利率が逆になるくらいの特価を通年継続して仕入れが出来ることは本当に奇跡に近いことです。
 
おかげさまで現在では多数のメーカー様に特価商品を定期的に頂けるようになりました。
売上も安定し銀行などの信用も勝ち取り、新事業にも力を入れております。
 
会社の運営も初期はかなり厳しく、辞めたほうが楽なども思いましたがやはり継続して正解でした。
 
登記前も合わせるとここまで来るのに約11年かかりました。
「継続は力なり」「人脈」などの大切さを再度学ぶことが出来ました。
 
今後は現会社を大きくしていきたいと思っております。
 
以上、私の拙い卓話をお読み頂きまして誠にありがとうございました。
ロータリアンとして未熟者ですので今後も皆様にご教示頂ければと思います。