- ロータリーソング 「奉仕の理想」
1.
- 奉仕の理想に集いし友よ
御国に捧げん我等の業
望むは世界の久遠の平和
めぐる歯車いや輝きて
永久に栄えよ 我等のロータリー ロータリー
皆さん、こんにちは。今週は「ロータリーの友」購読について
「ロータリーの友」購読はロータリアンの義務となっています。当クラブでは、クラブサイトから「ロータリーの友」ページにリンクするようにしてありますので、サイトから簡単に移動できます。
また、クラブ会員専用ページでは、今井会員から「ロータリーの友」の読みどころを紹介していますので、それを読んで参考にしながら、再度読むと内容がよく理解できると思います。
ロータリーの友については以下に詳細の記述がありましたので参考にしてください。
『ロータリーの友』の歩み 昭和 27 年(1952 年)当時、発行にあたって決められたことは、毎月発行すること、価格 を 50 円とするが、広告を取って 100 円分の内容のある雑誌とすること、名前を『ロータリ ーの友』とすることなどが決定しました。
また、新しい雑誌を縦書きにするか横書きにする かで意見が分かれ、全会員による一般投票の結果、二対一の割合で、横書きが採用されるこ とになりました。
戦後 10 年もたっていなかった時代背景を考えると、この結果は、当時の ロータリアンが、いかに先進的な考えをもっていたかを知ることのできるエピソードです。
広告を取ることが決定したものの、当初は発行部数が 3,300 部にすぎなかったこと、ま た、戦後の混乱が少し落ち着いたというものの、まだまだ経済的には厳しかったこともあ り、広告のスポンサーを見つけることは容易なことではありませんでしたが、創刊に携わっ たロータリアン自らが走り回り、苦労して広告を取ったという逸話が残っています。
最初、横書きでスタートした『ロータリーの友』ですが、その後、俳壇、歌壇など、横組 みでは具合の悪い欄が始まり、これらを縦書きで入れることになりました。ページを開いて いくと、横書きの中に、突然縦書きのページが出てきて読みにくいということで、1972(昭 和 47)年 1 月号から、左から開けると横書き、右から開くと縦書きの現在のような雑誌の 形になりました。
このときの表紙は、陣羽織で、横書きは前から見たところ、縦書きは後ろ から見たところ、というように、両面表紙の特徴を生かした面白いものになっています。
国際ロータリー公式地域雑誌に その後、1 年間の試験期間を経て、国際ロータリー公式地域雑誌になりました。公式地域 雑誌の要件はいろいろと定められており、また、時代とともに多少変化をしています。
要件 の 1 つには、「毎年、年度の始まる 7 月号には、「国際ロータリー(RI)会長の写真を掲載 する」との決まりがあります。
カラフルに、ビジュアルに はじめ、表紙以外はモノクロのみでしたが、1986(昭和 61)年から、「ロータリー・アッ ト・ワーク」(横組み写真のページ)のトップの取材ページをカラーに、縦書き、横書きの 巻頭各 8 ページを二色刷りにしました。写真のページをカラーにし、2 色刷りのページを入 れると、当然印刷費は高くなりますが、この費用を捻出するために、用紙の厚さや種類を変 更して用紙代を節約するなどの工夫をしています。時代の変化に合わせ、カラーページも増 えています。
2003 年の創刊 50 周年に当たり、これまでの良い伝統は継続しながら、新しい 50 年のス タートにふさわしい新鮮な『ロータリーの友』を目指して誌面を一新しました。
サイズをB 5判からA4変型判に変更し、カラー写真のページを巻頭にもってくるなどして、親しみや すい『ロータリーの友』を目指して、進化を続けています。
しかしながら、『ロータリーの友』の財政状況は厳しく、会員減少が財政を直撃しています。1997-98 年度、月平均 17 万部発行していましたが、2011-12 年度は 9 万 7 千部と発 行部数が大きく減少しています。これに対しては、徹底的な合理化で対応しており、コンピ ューター編集への切り替えなど出版費、人件費等の削減をする一方で、全てのページをカラ ー印刷化し、消費税込 1 部 210 円を維持すべく様々な対応をしています。
「RI指定記事」とは 『ロータリーの友』は、ロータリー地域雑誌に指定されています。
そのために従わなけれ ばいけない規則が幾つかありますが、その一つが『The Rotarian』から、指定された記事を 転載するというもので、それが「RI指定記事」です。RI会長や財団管理委員長のメッセ ージ、毎年 8 月号に掲載する「ロータリーの基本知識」、11 月号、2 月号、5 月号に掲載 している「GLOBAL OUTLOOK」がその代表的な記事です。外国の記事はあまり興味がな いと言われる方も多いようですが、全世界のロータリアンが情報を共有した方がよいと思わ れる記事が指定されていますので、ぜひご一読ください。
ロータリアンは、『The Rotarian』か、指定されたロータリー地域雑誌(日本の場合は、 『ロータリーの友』)を購読することが義務付けられています。