例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。
下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。
信州友愛RC 市川誠君
「古川様 会員卓話をしていただき ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。」
信州友愛RC 市川誠君
「堀川幹事様 ロータリーの友等お届け頂きありがとうございました。」
信州友愛RC 市川誠君
「大嶋尚志様 会員卓話をお話しいただき ありがとうございました。これからも どうぞよろしくお願い致します。」
信州友愛RC 市川誠君
「小林陽子会員の入会を祝し歓迎致します。」
藤森康友様
この度はこのような卓和の機会をいただき、誠にありがとうございます。クラブアドバイザー古川静男様を通じて、この信州友愛ロータリークラブにご縁をいただきましたこと、また金児会長をはじめとする会員の皆さまとのご縁に、改めまして感謝申し上げます。
【自己小伝】
幼少時代に海外や事業などに全く縁のない家庭に育ちました私ですが、母が地域の公民館で開催をしていた「世界の教科書展」に連れていってくれたことが、私が海外に興味を持つようになった最初のきっかけで会ったように思います。見たこともない文字や、日本とは全く違う世界が広がる写真や絵など、自身が使う教科書との違いに子ども心ながらに驚きを覚えました。
中学生時分に素敵な英語の先生に恵まれ、私自身も教員を目指すようになりました。しかし大学進学後、学友は海外経験豊富な仲間ばかりで、海外とは疎遠だった地方育ちの私には厳しい授業ばかりの毎日に、東京での新しい生活に心を躍らせる一方、正直大学の講義は劣等感のみが増す日々でした。
卒業後は長野県内での学校勤務が決まっていたことから、ぜひ学生時代の最後の思い出に、海外の教育や学校を見てみたいと思ったことから「インド・ネパールの学校へ一人で訪問しよう」と思い立ちました。途上国の教育サポートなどに興味もあり、この一人旅が今の仕事の原点であるように思います。
その後、職場の同僚であったアメリカの方を通じて、カンボジアという国に繋がり、個人的に初めて訪問したのが、今も20年来関りのある、孤児院でした。施設での経験は、より大きなインパクトと感動を与えてくれました。当時は社会人一年目、学生時代とは違う視点も芽生えていたのかもしれません。
学校現場で児童・生徒と関わる仕事も毎日大変充実したものでありましたが、カンボジアでの経験が忘れられず、30代を目の前に、「今しかできない」と、周りからの叱責もありましたが。教員を辞して海外へ渡航する決心をしました。
社会人インターンとしてオーストラリアの学校に従事する傍ら。「色々な国の学校を見てみたい」、「世界にはどんな人たちがいつんだろう・・・」という気持ちが高まり、欧州をスタートとし、アジア、北米、南米、アフリカ大陸と30カ国以上を巡った経験は、今の自分自身の事業活動の糧であると思っています。結果、見事に自身の貯蓄は全て使い果たしましたが、目には見えない財産とかけがえのない人生経験を得ることができました。
その後、アメリカのワシントンD.Cで、全く私とは違うアカデミック領域で海外経験を経てきた実姉と細々と姉妹で事業を始めるに至り、今日に至ります。資金が潤沢でない状態から、事業経験「ゼロ」の自分たちが、全てを一から立ち上げるビジネスの大変さ。常に新しいことに取り組む膨大な時間とエネルギー。大手企業でもなく、自分たちの想いだけでスタートした、地方で且つ、新しいスタイルで行うグローバル教育ビジネスは、始業当時はなかなか理解を得られず、そして今もなお、挑戦と葛藤、やりがい、苦しさ、楽しさ、難しさ、等々…日々格闘、嵐のような毎日を過ごしております。
企業様、学校・行政との関りなど、ようやく事業も少しずつ先が見えるようになり、「より地域に根差した事業活動」をと、株式会社とは別に立ち上げた社団法人で、小さいながらも祖父母から受けついだ場所で施設を新設、また念願であった、カンボジア大使館特命全権大使を地元・上田地域へお呼びできるようになり、県内大学でのグローバル教育活動など、ようやく地域への社会貢献事業ができるかと思った矢先の新型コロナ感染拡大。
海外との関りを通じて事業を行う私たちにとっては、これも大変な一つの試練でありながら、国際+ICT教育という新たな挑戦が昨年度よりスタートしています。自分たちの過去の苦い経験から、「地方でも世界と繋がることができる」「次世代のグローバル人材育成に貢献したい」そんな想いで立ち上げた自分たちの事業活動が、スモールステップではありますが、生まれ育った長野県へ新しい形で還元できるよう、関わってくださる皆様に感謝し、今後も尽力してまいりたいと思います。