信州友愛ロータリークラブ 例会
2021年4月21日開会 (通算16回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

ロータリーソング 「我等の生業(なりわい)」
1.
我等の生業 さまざまなれど   
集いて図る 心は一つ
求むるところは 平和親睦   
力むるところは 向上奉仕
おゝロータリアン 我等の集い
2.
奉仕に集える我等は望む   
正しき道に果(このみ)をとるを
人の世挙(こぞ)りて光を浴みつ   
力を協(あわ)せて争い忌むを
お ゝロータリアン 我等の集い
皆さん、こんにちは
4月18日は松本市に於いて松本西南ロータリークラブさんの奉仕活動である里山の植樹作業に当クラブ会員(松本地域)が参加をしてきました。
当クラブからは
大嶋副会長、堀川幹事、高木理事、大嶋尚志会員、笠原会員、丸山会員、青木会員、古川幸枝会員、金児まゆみ会員、私の10名の参加でした。これは松本地域の会員を募っていましたので、他地域の会員は今回は参加しません。
朝8:30に当クラブ会員が集合し、まとまって現地に入りました。
今回の植樹には70名以上の皆さんが集まっていました。この中に私たちのクラブ会員が一緒に入れたのは大変光栄なことです。
約70本ほどのコケモモやツツジなどの苗木をそれぞれが持って山に入りしっかり植えてきました。





さて、信州友愛ロータリークラブはEクラブであり、普段はネットを駆使した例会とオンラインでのZoom会議が主な活動です。こうした中で協力クラブとなって頂いた松本西南RCさんのイベントにジョイントできることは画期的であり大変嬉しいことです。
協力クラブという関係は特に拘束されることはありません。気軽に誘いあえるお付き合いという事になりましょうか。
クラブ関係ではスポンサークラブ・姉妹クラブ等のかなりお付き合いが固くなってしまうものですが、こうして協力連携クラブ関係はとても居心地の良いものです。
今月に新たに東信地域で蓼科RCさんと協力クラブ関係となります。私たちは新たなクラブ間連携の中で拘束力のない協力クラブをさらに推し進めていきたいと考えています。

本日の卓話はRI第2600地区パストガバナーの古川静男様の玲夫人であり、当クラブ会員の古川幸枝様に卓話を頂きます。米国サンディエゴの国際協議会に行って多くの方々と交流された素晴らしい体験談を綴って頂きます。よろしくお願いします。
 

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 金児進君
「西入さん、卓話をありがとうございました。まだロータリーに入会して日も浅いにも関わらずロータリー活動を理解・実践して頂きありがとうございます。これからもぜひクラブ活動よろしくお願いします。」

信州友愛RC 市川誠君
「小宮山先生 ゲストスピーチ ありがとうございました。これからも どうぞよろしくお願い致します。」

信州友愛RC 市川誠君
「堀川幹事様 ロータリーの友 4月号をお届け頂き ありがとうございました。」

信州友愛RC 西入寿和君
「自己紹介の形ですが、卓話を掲載いただきありがとうございます。これからも、よろしくお願いいたします。」

信州友愛RC 宮田繁ニ郎君
「西入さん,卓話ありがとうございました。継続は力ですね。」

信州友愛RC 西入寿和君
「植樹参加の皆様、大変お疲れ様でした。」

信州友愛RC 乾みゆ紀君
「RCの皆様、改めまして今年度もどうぞよろしくお願い致します。新年度も無事にスタートがきれましたことに感謝であります。」



下記の、1名の皆様よりメークアップを頂きました。

藤森康友様



誠にありがとうございます。クラブを代表しましてお礼申し上げます。

※ご投稿頂いたあとにお支払いをされていないと証明書が発行出来ません。
送ったのに証明書が来ないなどご不明な点がありましたらお知らせください。

卓話

​ 「ガバナーパートナーを経験して」

信州友愛ロータリークラブ 会員 古川 幸枝様
ガバナーパートナーを経験して

         信州友愛ロータリークラブ 古川 幸枝


 

                                    私は、松本市と長野市の中間にある山奥の小さな村(現・筑北村)で生まれました。
高校を卒業して松本市で働いているときに、司法書士を開業したばかりの夫と出会い、1981年に結婚しました。以来、経理の仕事をして夫の事務所を手伝っています。夫は、33歳の時に知人に誘われて松本西南ロータリークラブに入会しました。ご承知のようにRCは配偶者も一緒に行動することが多く、最初は馴染めなくて、いやいや参加していました。それが、30年過ぎて夫がガバナーを拝命し、私も日本各地や外国まで一緒に行動することになるとは…あの頃の事を考えると不思議な思いです。
ガバナーノミニーからエレクト、そして本番の「2019‐2020年度ガバナー」のパートナーとして、夫について歩き、体験させてもらった3年間のことを振り返ってみたいと思います

 
●2017年11月、東京でのロータリー研究会でノミニー研修セミナーがあり、全国34地区のノミニーとそのパートナーに初めてお会いしました。ノミニー仲間は、年上の大先輩ばかりかと心配していたのですが、同年代や年下の人も多く、少し安心したことを覚えています。
エレクトになる直前の6月にはカナダのトロントでの国際大会に出席しました。ノミニー仲間とは2回だけの顔合わせでしたが、この2回で大分距離が縮まった気がしました。
 
●2018年7月、エレクト年度開始です。パートナーにとって、エレクト時代の一大イベントは、翌年(’19年)1月にサンディエゴで開催される国際協議会に出席することです。
国際協議会とは、
『全世界の地区ガバナーエレクトにロータリー教育を行い、運営上の任務を指導し、鼓舞激励し、さらに次年度のロータリープログラムや活動の実施方法を討議・計画する機会を与える。これを通過することによって地区ガバナーとしての自覚と誇りを十分に持てるように仕組んである場である』と、「ロータリー入門書」に書かれています。さらに『パートナーを対象とした研修・イベントもある』とも書かれています。
その国際協議会への参加に向けて、9月と11月にGETS(ガバナーズ・エレクト・トレーニングセミナー)という研修会がありました。2回とも、3日間のハードスケジュールで、みっちり研修を受けました。
サンディエゴでの約一週間は、毎日のスケジュールがしっかり決められており、昼間の会議中は、夫たちとパートナーは別々の行動で組まれていました。

 
国際協議会では、各国がブースを設けて、自国文化を紹介する「文化交流会」で日本の文化を紹介するので、そのためのグッズを準備する事や、「グランドマーチ」と言って、国際晩餐会の時に自国の民族衣装を着て行う入場行進をするので、その準備や打合せをすることもGETSでのパートナーの大事な研修でした。でもGETSの2回だけの打合せでは不安だったので、私達はスマホのLINEを全員でつなぎ、連絡網を密にして本番に臨みました。


サンディエゴでの体験は、大変でしたが、本当に素晴らしいものでした。
世界200以上の国と地域から、役員も含めて約1200人もの人が参加します。その参加者全員が集まって行う本会議をはじめ、パートナーだけのセッション・円卓討論。グッズや花嫁衣裳の打掛を展示して紹介した文化交流会。交流会の会場にはIR会長エレクト夫妻も来てくださり、奥様には打掛を羽織ってもらい写真撮影もしました。また、日本から持参した折り紙や筆文字を書いた色紙・手ぬぐい等も一緒に展示して、会場に来た世界中の人達に配りました。 そして、パートナーのほぼ全員が着物を着て参加した晩餐会のグランドマーチ。日本人の着物姿は他の国の人達の注目の的でした。記念写真をいっぱいせがまれました。

こうして、一週間の非常に過密なスケジュールをこなし、最後にホテルから飛行場に向かうバスの中では、みんなで大きなプロジェクトを成功させたという、充実感と連帯感、高揚感を味わうことができました。
ただ、夫たちは違っていました。日本に帰って、国際協議会の報告や、来たる自分のガバナー年度の準備のことを考え、必死だったと思います。帰りの飛行機の中の方が緊張気味の顔付きをしていました。
 

●2019年7月、本番のガバナー年度が始まると、夫は2600地区内の54ヶ所全てのクラブを訪問しながら、10月の地区大会に向けて毎日打合せをしておりました。その合間に司法書士の仕事もしていましたので、時にはパニックになりながら毎日を過ごしておりました。
私は、夫の健康管理に気を配ることしか出来ませんでした。
そうして、たくさんの人々の協力とご尽力を頂き、2600地区の地区大会が無事に終了しました。
気持ちが大分楽になった私達は、その後、他地区の地区大会に出来るだけ出席し、沢山の思い出を作る事が出来ました。沖縄では、元RI理事の千玄室様の素晴らしい講演を聞いたこと。金沢では本物のお座敷遊びを体験させてもらったこと…。
神奈川の地区大会では、びっくりすることがありました。25年くらい前に、私達の自宅に取材で訪れた、長野県内のテレビ局のアナウンサーが、神奈川地区のガバナーノミニー夫人として参加していたのです。これもロータリーに入っていなければあり得ない再会でした。

しかし3月以降、新型コロナウイルスの広がりにより地区大会は全て中止になってしまいました。
何とも中途半端に終わったガバナー年度でしたが、ガバナー同士、パートナー同士の繋がりは、非常に強いものになりました。
パートナー達は、今でも毎日ラインで情報交換をしています。
 
この経験を通して感じたことは、やはり人との繋がり、ご縁の尊さです。夫がガバナーをした事により、私も地区内はもとより、日本中の多くのロータリー関係者と知り合いになれました。そして深い絆で結ばれました。ご縁がご縁を呼んで、更に知り合いが増え、そして信州友愛RCのメンバーになり、ロータリアンとして活動することになりました!
振り返ってみれば、ロータリーとの関りはとても長いのですが、ロータリーの精神は、このガバナー年度の時に、やっと芽生えた気がしております。
微力ではありますが、この経験を信州友愛RCで活かせていければと思っています。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。