信州友愛ロータリークラブ 例会
2024年1月10日開会 (通算136回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

「人間と人間以外の命の境界線」
信州友愛ロータリークラブの会員の皆さん、明けましておめでとうございます。私の会長年度も後半戦に入りますが、あと半年、よろしくお願いいたします。
 
2024年も穏やかに始まったと思っていた矢先、元旦の16時過ぎに能登半島地震がありました。長野県内も北部では一時的に停電や断水も発生しました。
1/7現在、お亡くなりになった方は120人を超えました。中には年末年始で帰省されていた方もおられたと思います。心からご冥福をお祈りするとともにご家族の皆さまにお悔やみ申しあげます。ロータリーでも寄付などの支援の動きがあると思いますので、その際にはご協力の程、よろしくお願いいたします。
 
さて、令和6年は多難な1年になると思い知らされた翌日、今度は信じられないような事故が起こりました。羽田空港での日本航空機と海上保安庁の飛行機の接触事故です。18時ちょうどにNHKを見ていたときは、羽田空港で火災が発生した模様、と伝えていました。
この際に映し出されていたのは、おそらく海上保安庁の飛行機の方だったように思います。カメラが日航機を捉えた時は、まだ飛行機内から炎のようなものが見えたくらいでしたが、あっという間に燃え広がり、最後は露出した骨組みが熱で崩れ落ちるところまで放送されました。この時点で乗客乗員がどうなっているのか不明で、大変心配されましたが、最終的には乗客乗員は無事に避難できたことが判りました。一方で海上保安庁の6人の乗員のうち、5人の命が失われたことも判明しました。

 
後日この事故で日航機の乗員乗客全員が無事に避難できたことに海外から賞賛の報道が相次ぎました。ただ、人間の救出が成功した反面、貨物室に預けられていたペット2匹が犠牲になったことについて、主にSNSで批判的な意見がアップされ、その意見に対する反応が2分されました。「ペットに対する扱いがひどい」「ペットも人間同様客室に乗せるべき」というものと「人命最優先は当然」「人間とペットの扱いは別。客室に乗せるべきでははい」というものです。

さまざまな意見があって当然ではありますが、私は人命が最優先されるべきであると思います。
我が家にはネコが2匹います。オスの双子で東日本大震災の年の夏、安曇野市の畑で鳴いているのを見つけ、3匹のうち、メスの1匹を引き取ってもらい、残りの2匹を飼うことにしました。今年の7月で13歳になります。子どもがいない私ども夫婦にとっては子ども同然で、彼らの生命や健康、安心して寝られる環境など、有形無形の責任を私たちは負っています。今回の地震ではカミさんが、「揺れがきたときにテレビと本棚を手で押さえに行って、後方にネコがいないかどうか確認した」と語っています(一家の大黒柱で
あるべき私は、ヒゲを剃っている最中で役に立たず)。

同じような地震が我が家を襲ったら、私とカミさんだけではなく、ペットともども逃げ出す方策を考えるのは当たり前のことです。
しかし、一旦第3者の協力を得ないといけなくなったとき、果たして「大切なペットがまだ中にいるから、危険なのは判るけど、なんとかしてくれ」と言えるでしょうか?
 
「人命が大事」なのは、普遍的な価値観(であるべき)ですが、「ペットを人命と同列に考えるべき」かどうかは、かなり議論の余地があるように私には思えます。それが容認できないのならば、そもそも飛行機にペットを預けるべきではない、他の手段を考えたら?と私は思います。
皆さんはどのように考えますか?

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 市川誠君
「2023年12月の夜間Zoom例会を祝して。良いお年をお迎えください。」

信州友愛RC 小林陽子君
「明けましておめでとうございます!本年もどうぞ宜しくお願い致します。」

信州友愛RC 乾みゆ紀君
「明けましておめでとうございます! 本年もどうぞ宜しくお願いいたします。」

信州友愛RC 市川誠君
「あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い致します。」

信州友愛RC 市川誠君
「「ロータリーの友1月号」をお届けいただき、ありがとうございました。」

卓話

奉仕プロジェクト

信州友愛ロータリークラブ 会員 大嶋 尚志君
奉仕プロジェクト委員長
大嶋尚志
皆様、新年明けましておめでとうございます。
新年早々から能登半島地震、羽田空港事故といった大きな災害、ニュースが重なった波乱の年明けとなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。
さて、本年度奉仕プロジェクトの委員長を仰せつかりながら、なかなか委員会活動が出来ておらず申し訳ございません。前述の能登半島地震に関しても、

早速会員の皆様各々で奉仕の理念のもと、募金や物資の支援等の活動をされているかと推察いたします。大変感謝申し上げます。
本日は本年度の事業計画にもあります、「古着でワクチン」について、昨年10月22日に開催された古着でワクチンプロジェクトのイベントに参加したときのことについて少々時間が経過してしまいましたが振り返りたいと思います。10月24日の世界ポリオデーに合わせて2600地区中信第一・第二グループ合同という形で開催され、多くのロータリアン、インターアクトクラブの学生達が一堂に会しました。
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当日の作業は学生たちの協力もありスムーズに進み、大変助かりました。また、新聞やテレビの取材も入り、お揃いの赤いシャツで統一されていることで、本年度折井ガバナーが掲げている地区標語、Let's send out the joy of Rotary in action, hand in hand!「手をつなぎ行動するロータリーの喜びを発信しよう!」を体現できた事業だったと思います。
申請のあった袋数より多く集まってしまい、いくつか当日の出荷ができないほどの量が集まりました。事前持込み、搬入にご協力いただきました全ての皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
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未だに委員会についてどう運営していけば良いのか悩んでおりますが、残り半分となった期間を有意義なものとしてまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

最後になりますが、昨年は父の会社との合併、そして創業60周年と会社も大きな節目を迎えました。60周年広告と同日に発信された、大嶋家で先祖代々受け継がれている南涯館も昨年末をもって閉館するといった記事では大変心配をおかけしました。
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今後の活用方法についてはまた模索していきますが、これまでご利用いただいた多くの皆様に感謝申し上げ、私からの卓話とさせていただきます。ありがとうございました。