「阪神優勝! 今年も歌える『六甲おろし』」
信州友愛ロータリークラブの会員の皆さん、こんにちは。
日本のプロ野球、日本シリーズは阪神が4勝3敗で日本シリーズを制し、優勝しました。阪神タイガース(これが本来の標記だそうです。濁るのは英語的には正しいが、固有名詞としては間違い)のファンの方おめでとうございます。昨夜の大阪の街は阪神優勝ですごいことになっていました。38年ぶりの日本一に喜びもひとしおかと思いますが、道頓堀川に飛び込むのは自制して、静かに喜びに浸っていただきたいと思います。
阪神の応援歌といえば「六甲おろし」。作曲者は古関裕而。古関裕而は六甲おろしの他、読売巨人軍の「闘魂込めて」や早稲田大学の応援歌「紺碧の空」の作曲でも知られています。最初に阪神が日本一になった年、1985年には私は東京に住んでいました。大学は吉祥寺にあり、当時吉祥寺に住んでいた阪神タイガースファンの高校時代の悪友のアパートに入り浸っていました。「六甲おろし」ならぬ「中畑清の応援歌の替え歌」を聞かされて、うろ覚えですが記憶に残っています。この頃は「六甲おろし」の歌の存在すら知りませんでした。「バース、掛布、岡田」の甲子園での3連発をテレビで見ました。
この試合は巨人戦で周囲から「巨人ファン」と思われていた私は、呆然とホームランを見送っていたクロマティ同様、大いに落胆しました。
実のところ、私は子どもの頃は巨人ファンだったのですが、それは巨人戦の放送しかなかったからで、王や長嶋が引退した辺りから、野球に対する熱が冷めてしまい、テレビもほとんど見なくなりました。中学の時、長嶋の引退試合を見に家に飛んで帰ったのが不思議なくらいです。
阪神は星野仙一が監督を務めた2003年にリーグ優勝を果たしていますが、その時も「六甲おろし」が上田駅前の旧イトーヨーカドーの玄関口のスピーカーで鳴っていたことを覚えています。
このときも阪神優勝で日本中、特に大阪は湧きに湧いていました。プロ野球に興味を失っていた私もブームに乗り遅れまいと思い、せっかくなので阪神タイガースの応援歌を覚えようかと「六甲おろし」をカラオケで歌い始めました。応援歌なので歌詞も覚えやすく、メロディもすぐ頭に入りました。以来、2005年の第一次岡田監督時代のリーグ優勝のときもカラオケで「六甲おろし」をリクエストしていました。
今年もまた、気持ちよく「六甲おろし」を歌えそうですが、つい張り切って大声になってしまいそうなのがタマにキズです。
今週末には国際ロータリー2600地区の地区大会もあります。大勢の会員の皆さんとお会いできることを楽しみにしております。