信州友愛ロータリークラブ 例会
2023年10月4日開会 (通算127回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

「明日の天気は人口雨~異常気象ニモマケズ」
去る9/24に望月宗敬(むねのり)パストガバナーが亡くなられました。79歳と363日でのご逝去でした。9/30に行われたご葬儀で、受付の際に、「みんなありがとう 望月宗敬」という冊子が配布されました。ご本人が生前用意した「お別れの言葉」を読み、最後のページに掲載されていた、お孫さん2人と奥さんとの写真を見るにつけ、未だ信じられない気持ちで一杯でした。
当クラブの記事が新聞に出るたび、その小さな記事も見逃さず、「高木君、新聞記事みたよ」と声をかけていただきました。生前のご人徳を偲ぶと
ともに、謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。
 
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10月に入りようやく秋らしい気候になりました。会員の皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今年の夏は例年になく暑い夏で、東京の真夏日は9月28日までで今年の累計が90日となるなど、近年、特に夏の異常気象は加速しているように思えます。
これは日本ばかりではなく、アメリカやヨーロッパにも及び、デスバレーでは最高気温の記録更新があるかと騒がれていましたし、スペインでは40℃を超える暑さが報じられました。イタリアやハワイマウイ島での山火事などの被害も大きく報道されていました。

 
ここまで来るといっそのこと人間の知恵で気候をコントロールできないものか、と考える人がいても不思議ではありません。今日は9/27付日本経済新聞「テクノ新世紀~神の領域へ③~」から、本日の標題「明日の天気は人口雨~異常気象ニモマケズ」について考えてみたいと思います。
記事はメキシコ北西部シナロア州で軍事基地の滑走路から小型飛行機が飛び立つところから始まります。
ミッションは「人工的に雨を降らすこと」。ヨウ化銀を噴射して、雨を降らしそうな雲を育てて、雨粒をつくるのが目的なのだそうです。メキシコでは2019年に干ばつが発生、20年から国防省や農業・農村開発省が主導してこうした人工降雨の取組を始めたとのこと。今年はシナロア州を含めて10の州で実施すると書いています。

 
2008年の北京オリンピックの際には、中国が大きな雨雲などにミサイルを撃ち込み、開会式当日は晴天になるよう、事前に雨を降らせた、などとまことしやかに噂になっていたこともありました(実際に中国がそこまでしたかは承知しておりません)。いずれにしても既にアメリカやアラブ首長国連邦など50カ国に及ぶ国が人工降雨の取組に何らかの形で関わっていると言われています。人工降雨であればまだ私も理解の範囲内ですが、これが「太陽放射管理」と呼ばれる技術の記述になると、果たしてそんなことが許されるのか疑問に思います。
 
「太陽放射管理」とは、上空に二酸化硫黄などを撒いて人工的に太陽光を遮断する技術なのだそうですが、この気候制御のやり方は副作用も大きいのではないでしょうか?
二酸化炭素による温室効果よりも更に危険な気がします。
「天を操る」、まさしく神の領域に足を踏み込んでしまっているではないか、大きなしっぺ返しとなって返ってくるのではないか、と私自身は危惧しています。

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 市川誠君
「クラブ運営委員長 乾みゆ紀様 卓話をしていただき ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。」

信州友愛RC 市川誠君
「今月の夜間Zoom例会を祝して。小林ガバナー補佐様 よろしくお願い致します。」

信州友愛RC 村松正勝君
「本日は初の北信親睦例会です。 ご参加される方、本当にありがとうございます。 やっぱりリアルは良いですね~。」

信州友愛RC 古川幸枝君
「村松様、室川様、長野の親睦例会では大変お世話になりました。出席された皆様ありがとうございました。 今後ともよろしくお願いいたします。」

卓話

「青少年の教育環境が大事な時代」

青少年奉仕委員長 青木秀樹
「青少年の教育環境が大事な時代」
 
青少年奉仕委員長 青木秀樹
今年度信州友愛ロータリークラブ、青少年奉仕委員長を仰せつかり、責任と戸惑いを感じつつ、一方でこの役務は自分の仕事である人材育成の領域でもあることから楽しみでもあります。
クラブ運営における高木会長を始め、役員・理事の皆様、クラブ会員の皆様と共に、今年度も有意義なお時間を過ごすことができますことを楽しみにしております。
少し私ごとをお話ししつつ、そのことをベースに青少年奉仕を考えているこ
とをお話しの第一歩とさせていただければ幸いです。
 私の現在の仕事は企業をクライアント先として、入社から退職まで関わるキャリアコンサルタントとして、東京本社にて全国を飛び回り、コロナ禍を機に長野県に塾足を移しつつ仕事をしています。
その意味では働く人の成人教育(学び直し含め)に携わっていると言えます。
実は私の家族は教育業界にいて、子どもたちは、保育士、小学校、中学校、高校、特別支援学校で働いています。そんな家族の話題は、人が育つ環境が大事な時代になったことが昨今の共通の話題です。
教育には、大きく分けて、インフォーマル教育(家庭教教育)・フォーマル教育(学校教育)・ノンフォーマル教育(地域教育)のそれぞれの役割があります。
 その教育を受けて身につけた、心のあり方と、知識・能力で社会人として自分らしく暮らすことができ入れば幸せです。
我が家の子育てに影響していることは、家族全員がボーイスカウト経験者であることです。このボーイスカウトスピリッツとしての「行うことによって学ぶ」&「奉仕の精神」をそれぞれが幼少期から体験してきたことです。
その意味では、ロータリーの精神と似ていることがあるので、その具体的な活動としての、インターアクト・ローターアクトの活動はすばらいいと思います。
今年度は松本国際高等学校AIC活動、また折井年度の柱の活動に1つでもある、ポリオ撲滅のための社会奉仕活動「古着でワクチン」の活動など、様々なグローバル活動についてのきっかけとなるような機会についても、青少年にこのことを通じて奉仕の精神を身につけてほしいと考えています。
また、ノンフォーマル教育の観点では、ロータリー活動が、地域社会にどのように影響しているかも、ダイバシティー・インクルージョンの時代だからこそ、その国際性や世界平和につながる考え方として必要だと実感しています。
思春期のインパクトのある体験はその後の人生の基盤になることを考えると、今こそ青少年の教育環境が大事な時代だと思います。
ロータリーの活動として何ができるかわかりませんが、素敵な大人が次世代の子どもを育てる意味で、ロータリアンとして奉仕の率先垂範しなさいと自分に言い聞かせています。
青少年奉仕にご支援ご協力をお願い申し上げます。