「中国経済の近未来予測と燃料価格」
9/3のサイト例会に会長挨拶を載せられませんでした。私がすっかり失念していたことが原因です。会員の皆さまにお詫びするとともに、今後はしっかり自省してこのようなことがないように肝に銘じたいと思います。ニコニコボックスにも今月2回目の寄付をさせていただきました。
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さて、本日は9/8と9/9に日本経済新聞に掲載された「逆風の中国経済～忍びよる危機～」を元にお話ししたいと思います。

最近原油価格の高騰から、燃料価格の高値が続き、ロータリーの会員の皆さんの中にも「これからどうなってしまうのだろう?」と心配されている方も多いと思います。しかし、代表的な原油先物の指標「ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)」はサウジアラビアやロシアなどの自主減産の継続により22年11月以来の高値をつけてから、10営業日ぶりに1バレル86ドル台後半に反落して9/7の取引を終えたと伝えています。主な原因として分析されているのは、ここのところの中国景気を示す指標の弱さです。
まず輸出が振るわず、8月は対前年比13.2%貿易黒字が減少しました。これと金利の値下げ効果によって対ドルで人民元安を招いており、結果的に中国から資金が流出しています。輸出だけでなく、輸入も減っているので、中国経済の回復の足取りは重く、石油製品の需要不安が意識されたのだと言われています。

また9/8付同欄では、中国不動産大手の碧桂園が、業績不振からクロスデフォルト(1回でも不払いが発生すると他の社債もデフォルトしたとみなす仕組み)が発生する可能性があると書いています。この碧桂園の負債総額は約27兆円。この他に同じ不動産最大手で米連邦破産法第15条の申請を行った恒大集団が抱える負債は46兆円と言われています。実際に工事代の未払いが起こって建設がストップしている建物が山のようにあるので、この先不
動産不況が解消に向かうことは容易ではないことは想像に難くないでしょう。そこでこの2社が行き詰まるとどうなるか、中国版のグレートクラッシュ(大恐慌)が心配されるような状況なのです。

そして個人的に最も深刻だと思われるのは若者の失業率。23年6月の中国の16歳～24歳の失業率は公式発表で21.3%。中国政府はとうとう若年層の失業率の公表を止めてしまいました。このうちの大部分が大卒以上と言われています。単純比較はできませんが、日本は今人手不足で失業率は3%を切っていることを思えば、これは大変な数字です。

ここまで並べると中国の経済の近未来はかなり暗いものになるのは間違いないでしょう。日本への影響も当然避けられませんが、原油の先物価格はどんなに減産しても暴落する可能性は高いものと思います。「不景気の時にはなぜか円高になる」という経験則がある日本円も、円高に振れるでしょう。であれば、燃料価格はこの辺りが天井でそろそろ下がる局面に入ると予測しますが、皆さんはどのように考えますか?

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC　高木和久君
「9/6の例会で会長挨拶を飛ばしてしまいました。お詫びがてらニコニコボックスに寄付いたします。」

信州友愛RC　土屋尚一君
「9月3日に、RLI一回めの研修に参加してきました。ディスカッションで皆さんのロータリークラブに関する思いを知ることができ、とても参考になりました。」

信州友愛RC　村松正勝君
「9月に入り秋風が吹くかと思いきや日中は、なかなか涼しくなりません。 これから台風シーズン突入。災害に対する備えをしっかりすることはもちろん、 避難場所などの確認もしておきたいところです。」

信州友愛RC　笠原芳子君
「2023年度の新体制になってから、やっと?まだ?もう?2か月が過ぎました。古川幸枝副幹事と高木会長のもと、ナイスチームワークで少しずつ進んできました。今後とも皆さんのご協力をお願い致します。」

信州友愛RC　小池晃君
「ポールハリスフェローのバッチと認定証を頂きました。堀川さんお届け頂きありがとうございました。」

信州友愛RC　小池晃君
「仕事が忙しく申し訳ございません。IAC夏合宿が無事終了し、初めて松本国際IACの生徒が参加されました。」

信州友愛RC　市川誠君
「副会長 土屋 尚一様 卓話をしていただき ありがとうございました。会員の皆様が「居心地の良い信州友愛RC」であるよう よろしくお願い致します。」

信州友愛RC　市川誠君
「副会長 土屋 尚一様 卓話をしていただき ありがとうございました。会員の皆様が「居心地の良い信州友愛RC」であるよう よろしくお願い致します。」

信州友愛RC　乾みゆ紀君
「土屋副会長、卓話をくださりありがとうございました。大変興味深く拝読しました。 今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。」

新年度の抱負

2023-2024年 信州友愛クラブ 新年度の抱負
クラブ運営委員長 乾みゆ紀
今年度信州友愛ロータリークラブ、運営委員長を仰せつかりましたが、大変重責を感じつつ、日々の仕事の忙しさに追われ十分にクラブに貢献ができておらず、大変心苦しく持っています。高木会長を始め、役員・理事の皆様、クラブ会員の皆様と共に、今年度も有意義なお時間を過ごすことができますことを心より楽しみにしております。
信州友愛クラブの特徴として2600地区として、初めてのオンラインサイトでのクラブ運営・例会参加が特徴の一つとして挙げられますが、対面での例会に参加をすることが厳しい状況にあるような私のような者には、大変ありがたいシステムであること、また柔軟性に富んだ会の運営方法、またオンラインだけの繋がりだけではなく、対面でのコミュニケーションも含めたバランスのよい会であることが、大切なことかと考えています。
　
　昨年度はRLIにも参加させていただく機会をいただき、信州友愛ロータリークラブの例
会や運営の様子について、ディスカッション内でも質問を受けることが多く、注目度の高
さにも驚きました。
　今年度のスタート時には、新年度クラブ開催にあたり、皆さんとオンラインで乾杯、また高木会長を中心に、外部卓話についても多く設定をいただき皆さんに関わっていただけることを嬉しく思うと同時に、私自身も普段聞くことができないお話を拝聴し、大変楽しく参会をさせていただいています。
今年度は松本国際高等学校AIC活動、また折井年度の柱の活動に1つでもある、ポリオ撲滅のための社会奉仕活動「古着でワクチン」の活動など、様々なグローバル活動についてのきっかけとなるような機会についても、また皆さんのご無理のない範囲でご提案などもさせていただけたらと思っています。

古着でワクチンについては、2600地区委員として国際室に地区委員として参加をさせていただいていることから、昨年度の松本RCクラブの様子や実践などもお聞きし、実際の海外でどのように展開がされているのかということも、先日の海外出張の際に実際に現地のショップ(カンボジア・プノンペン市内)などを訪問し、実際に従業員として働いておられる現地の皆さんとも話ができ、社会貢献型、また持続可能なスタイルの事業に私個人とても大変興味深く話をお聞きしました。(写真添付)






お話を聞く中で、個々では多くの事情や、苦境にある皆さん方が、この仕事を通じて充実感を持ち、社会貢献ができる仕事に喜びを感じ、生き生きとされている様子が大変印象的でした。
「親睦と対話」ということで、オンラインの利便性も生かしつつ、実際に対面でお会いする楽しさと、大切さを感じながら、有意義な1年にしていきたいと思っています。距離と時間を超えたグローバルな社会貢献ができるというのが、この国際の醍醐味であると感じていますので、私自身もロータリアンであることを誇りに思い、皆様方と楽しく活動に参加ができるよう今年度も尽力してまいります。

不慣れなことが多く、会員の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、引き続きご指導をい
ただきますようお願い申し上げます。