信州友愛ロータリークラブの品質について
信州友愛ロータリークラブ副会長 土屋 尚一
卓話:信州友愛ロータリークラブの品質について
2023-2024年度 信州友愛ロータリークラブ副会長 土屋 尚一
皆さん、こんにちは。
9月になりましたが残暑が続いております。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
2020年12月に信州友愛ロータリークラブ創立と共にロータリアンになってから2年8ヶ月の私が副会長という役割を担うにはまだ早いとは思ったのですが、ロータリアンは頼まれたら「はい」か「喜んで」しか無いとのことで、「はい」と応えさせていただきました。
その後、毎度のことではありますが、副会長の役割を知るべく、信州友愛ロータリークラブ細則 を見ました。
そこには、
第4条(役員の任務)
第4節 副会長は、会長不在の場合、クラブの会合と理事会の会合において、議長を務める。とあります。
そのような場面が訪れないよう、高木会長のご健勝をお祈りいたします。
議長代理は“やること”がはっきりしているので不安はありませんが、次年度会長候補として、同条
第3節 会長エレクトは、会長就任に向けて準備し、理事を務める。
ことが要求されています、正直、今は不安が先行していますが、今年度いろいろ学んで準備していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
挨拶はここまでとして、私がロータリアンになってから、クラブ運営や奉仕活動への取り組みについて自分なりの思いがあります。
実現はできていませんが、今回はその思いを少しお話したいと思います。
皆さん、国際規格のISO(アイ・エス・オーと読みます。イソと読むのは間違いです)を聞いたことがあると思います。その中で“品質”に関する規格がISO9000シリーズです。
法律文書に限らず、規格文書もなかなか理解しづらいので、なるべくわかりやすい表現を心掛けますので、少々お付き合いください。
ISO9000シリーズというと、「製品メーカー向けの規格でしょ」と思われるかもしれませんが、その中のISO9001品質マネジメントシステムという規格に、品質は“製品およびサービスが、顧客(有償・無償を問わず、その提供を受ける人)の要求を満足する程度”と定義されており、程度はなるべく客観的に(数値化して)評価しましょうと書かれています。顧客へ提供する対象範囲を行政サービスと明確に定義して、市役所などの行政機関でISO9001の認証を取得しているところもあります。この場合、顧客は市民です。
---要点はここから---
当クラブの外向きの活動で考えると、各種奉仕活動の品質は、「サービスと成果を受ける
人や組織の要求を満たす程度」ということでしょうか。
当クラブ運営の品質で考えると、「信州友愛ロータリークラブ会員としてクラブの居心地の良さの程度」が当クラブの品質で、組織定着率にも影響すると思います。
---ここまで---
なんとなくでもお分かりいただけたでしょうか。これを読んでくださったあなたは、私の顧客です。
今回は、品質と顧客のお話をさせていただきました。まとめると、相手の求めていることを正く理解し、的確に対処するということですが、これが難しいのです。ISO9001には、実現のプロセスアプローチ(手順)についても規定されていますが、お客様は神様ではありません。お互いの互助関係で品質を実現する必要があります。
話が長くなるので、以降は別の機会とさせていただきます。
駄文にお付き合いいただき、どうもありがとうございました。