自己小伝
信州友愛ロータリークラブ 会員 長田 里恵君
自己小伝【長田 里恵(おさだ りえ)】
文化学園長野中学・高等学校インターアクトクラブ顧問である長田里恵は、某年9月に長野県南信地区で製造業を営む父と母のもとに長女として生まれました。長子に男児誕生を願っていた両親によって、男児のように強く逞しく育てられました。
少々風変わりな子として、学童期、青年期を過ごしたのち、大学へ進学、2年生の時に初めて留学のために渡英し、その際自分が稀な方向音痴であることを思い知ることになります。その2年後ニュージーランドにて語学留学した時も、この稀な能力が発動し、おかげでたくさんの思いも寄らない経験をすることができました。
4年生の夏、長野県教員採用試験を無事突破。親のスネをかじる生活から解放され、また同時に「長子こうあるべし」の縛りからも解放、ようやく「りえ(私)らしく」生きられるようになりました。
その後長野県公立英語教員になり、そして2001年、米国史上最悪の被害をもたらした同時多発テロ事件が発生。混沌とした未来、言い知れぬ不安と恐怖。初めて「未来」は「今」を変えないといけない、との焦燥感に駆られた瞬間でした。ちょうどその年、新国留学時私の特殊能力(方向音痴)のおかげで出会った米国の友人から、ボランティアを兼ねたAssistant Teacherの話が舞い込みます。
答えは “YES”。
「せっかく苦労して採用試験を突破して安定職を手にしたのに、辞めちゃうなんて」と母は何度も囁いておりましたが、即1年間の渡米を決めました。
2002年9.11テロ事件の翌年、米国カリフォルニアでAssistant Teacherに。その後帰国し現職に。
その後も草の根的なボランティア活動を続けます。
2012年、ミャンマーの僧院寺院にてボランティア授業。(写真①)
2018年、文部科学省採択事業「Educator's Summit」でSDGs研究発表。(全国10名)(写真②)
2019年、JICA教師海外研修で南米パラグアイにて研修、その成果を持続可能な社会の創り手である生徒の教育へ繋ぐ活動開始。(写真③)
現在、同校文化学園長野中学・高等学校にて国際理解教育委員長を経たのち、ESD推進委員長、中学生徒指導主任、教育支援コーディネーター、そしてインターアクトクラブ顧問を務めています。
思えば1年前、小池晃先生より入会のお誘いをいただきました。コロナ下で繋がりを絶たれ途方に暮れていた教育現場も、オンライン授業や体験という可能性を広げつつあります。また先日3年ぶりにリアルで行われた地区大会の際、桑澤一郎パストガバナーより力強いご推薦もいただきました。
方向音痴な私が、また新たな道を踏み出す機会をいただきました。【信州友愛ロータリークラブ】の活動を通して、皆様と共に歩ませていただけることに深く感謝申し上げます。
微力ながら精一杯尽力いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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