信州友愛ロータリークラブ 例会
2023年8月16日開会 (通算122回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

「インドネシアの地方都市で出会った国際ロータリーロゴ」
皆さん、こんにちは。
相変わらず酷暑が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
人間というものは不思議なもので、私は晴れていて32℃くらいの気温があっても、日陰に入っていれば、さほど暑いと思わなくなりました。先般8/3~8/7までインドネシアに出張し、中部ジャワのスラカルタという地方都市にいました。やはり外気温30℃超えで、直射日光を浴びると暑いのですが、日陰に入るとむしろ涼しいと感じることもありました。
東京の方がよほど暑いと思います。湿度も関係していると思われますが、赤道近くとは言え南半球ですので、そう感じたのかも知れません。
写真はそのスラカルタ市のクルマの中から撮影した写真です。


道路を隔てる植栽ポットにご注目ください。インドネシアの中央銀行に当たる「BANK INDONESIA」の文字とともに国際ロータリーのロゴが見えませんか?インドネシア中央銀行と国際ロータリーが共同でスラカルタ市にこの植栽ポットを無償提供したのではないかと思います。

中部ジャワのスラカルタ市はジョグジャカルタ同様、今でも王様が健在です。もっともインドネシア共和国としての国の政治を動かす最高責任者は大統領で、日本の天皇陛下同様、政治的には中立の存在です。第7代のインドネシア共和国ジョコ・ウィドド大統領はこのスラカルタの出身で同市の市長も務めました。ちなみに現在の市長はジョコ大統領のご子息が務められているそうです。そのせいか、街は急速に発展し、観光用の大型ホテルが相次いで建設されているそうです。写真も載せますが、まだ若いでしょう?



今回のインドネシア出張は、介護施設で受け入れる技能実習生の面接で訪問しました。
介護は夜勤などもあって外国人の技能実習生も稼げるので人気の職種です。介護の実習生を数多く送り出していただいているパンティ・コサラ健康大学を訪問し、ラットナー校長先生、ドウンジュン副校長先生(いずれも女性)と面談してきました。同大学の主に看護過程の卒業生を日本に送り出していただいておりますが、今回は大学からの要望で、卒業生を技能実習生や特定技能のワーカーの送り出す業務提携契約(MOU)を締結してきました。

写真中央で、私の向かって右隣にいるのが、社会福祉法人れんげ福祉会の理事長で今年度大町ロータリークラブ会長の藤巻秀卓さんです。
現在、インドネシアの介護人材は、ドイツやオーストラリアとの国際間競争にさらされており、日本もうかうかしていられません。外国人にとって魅力ある国にならないとドイツやオーストラリアに優秀な人材が流出してしまいます。賃金はもちろん、働きやすさ、住まいなど、まだまだ改善の余地があるものと感じています。

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 長田里恵君
「ネパールの子ども達に想いを馳せて」

信州友愛RC 金児進君
「高木年度も8月になりました。笠原幹事さん、古川幸枝副幹事さん、ご苦労様です。 クラブ創立後実質的に運営をして頂く初めての役員の方ですね。どうぞよろしくお願いします 」

信州友愛RC 高木和久君
「8月になりました。あと会長任期も残すところ11ヶ月。ちっとも進みませんね(^^;」

信州友愛RC 堀川豊君
「酷暑です。会員の皆様ご自愛くださいませ。」

信州友愛RC 笠原芳子君
「SYRC2023高木年度がスタートして1か月が過ぎました。不慣れでスムーズに進まない中、1つずつクリアして何とか取り組んでいます。不足だらけのお詫びと、皆様の温かい応援をお願いします。優しくご指導の金児さんに、心より尊敬と感謝です!」

信州友愛RC 土屋尚一君
「とても暑い日々が続いていますが、つつがなく生活できていることに感謝します。」

信州友愛RC 古川幸枝君
「新年度がスタートして一ケ月以上たちましたが、不安だらけです。全く頼りない副幹事ですが、皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。」

信州友愛RC 堀川豊君
「暑中お見舞い申し上げます。」



下記の、1名の皆様よりメークアップを頂きました。

長田里恵様



誠にありがとうございます。クラブを代表しましてお礼申し上げます。

※ご投稿頂いたあとにお支払いをされていないと証明書が発行出来ません。
送ったのに証明書が来ないなどご不明な点がありましたらお知らせください。

卓話

自己小伝

信州友愛ロータリークラブ 会員 長田 里恵君
自己小伝【長田 里恵(おさだ りえ)】

文化学園長野中学・高等学校インターアクトクラブ顧問である長田里恵は、某年9月に長野県南信地区で製造業を営む父と母のもとに長女として生まれました。長子に男児誕生を願っていた両親によって、男児のように強く逞しく育てられました。
 少々風変わりな子として、学童期、青年期を過ごしたのち、大学へ進学、2年生の時に初めて留学のために渡英し、その際自分が稀な方向音痴であることを思い知ることになります。その2年後ニュージーランドにて語学留学した時も、この稀な能力が発動し、おかげでたくさんの思いも寄らない経験をすることができました。
   
4年生の夏、長野県教員採用試験を無事突破。親のスネをかじる生活から解放され、また同時に「長子こうあるべし」の縛りからも解放、ようやく「りえ(私)らしく」生きられるようになりました。
 
その後長野県公立英語教員になり、そして2001年、米国史上最悪の被害をもたらした同時多発テロ事件が発生。混沌とした未来、言い知れぬ不安と恐怖。初めて「未来」は「今」を変えないといけない、との焦燥感に駆られた瞬間でした。ちょうどその年、新国留学時私の特殊能力(方向音痴)のおかげで出会った米国の友人から、ボランティアを兼ねたAssistant Teacherの話が舞い込みます。
答えは “YES”。
 
「せっかく苦労して採用試験を突破して安定職を手にしたのに、辞めちゃうなんて」と母は何度も囁いておりましたが、即1年間の渡米を決めました。
2002年9.11テロ事件の翌年、米国カリフォルニアでAssistant Teacherに。その後帰国し現職に。
その後も草の根的なボランティア活動を続けます。
2012年、ミャンマーの僧院寺院にてボランティア授業。(写真①)
2018年、文部科学省採択事業「Educator's Summit」でSDGs研究発表。(全国10名)(写真②)
2019年、JICA教師海外研修で南米パラグアイにて研修、その成果を持続可能な社会の創り手である生徒の教育へ繋ぐ活動開始。(写真③)
現在、同校文化学園長野中学・高等学校にて国際理解教育委員長を経たのち、ESD推進委員長、中学生徒指導主任、教育支援コーディネーター、そしてインターアクトクラブ顧問を務めています。
 
思えば1年前、小池晃先生より入会のお誘いをいただきました。コロナ下で繋がりを絶たれ途方に暮れていた教育現場も、オンライン授業や体験という可能性を広げつつあります。また先日3年ぶりにリアルで行われた地区大会の際、桑澤一郎パストガバナーより力強いご推薦もいただきました。
方向音痴な私が、また新たな道を踏み出す機会をいただきました。【信州友愛ロータリークラブ】の活動を通して、皆様と共に歩ませていただけることに深く感謝申し上げます。
微力ながら精一杯尽力いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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