信州友愛ロータリークラブ 例会
2023年7月12日開会 (通算119回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

2023/7/12 信州友愛ロータリークラブ会長挨拶原稿
「還暦になった日本人、ガウディを観にバルセロナへ行く①」
皆さん、こんにちは。

7/5の初例会では多くの会員にご参加いただき、ありがとうございました。
例会終了後、小池直前会長から「松本国際高校のインターアクトクラブの会員(生徒)が19名になった」との報告を受けました。4/15に松本駅前でポリオ撲滅募金活動を行った際には、2名しかいないと聞いていた同校のIACが19名の大所帯になった事は望外の喜びです。
ご尽力いただきました全ての皆さんに感謝いたします。ありがとうございます。

さて、私は、かねてから60歳になったら「1週間くらいの休みを取って海外に旅行に行こう」と思っていました。
仕事柄東南アジア中心ですが航空会社を利用することが多く、工夫すると5年間マイルが貯まるJALのマイレージを55歳くらいから買い物や飲食などのあらゆる精算でクレジットカードやIDなどの支払いで駆使してコツコツ貯め、5年間で15万
マイルほど貯まっていたマイルが、この5月に期限が切れていくことから、GW明けの5~6月にヨーロッパに行こうと考えていました。
もともとは夫婦で海外旅行に行こうというプランでした。
マイルを貯め始めた当初、行き先を明かさずカミさんに聞いたところ、満更でもなさそうで、「ネコ(の兄弟2匹)は高遠(カミさんの実家)に預けるか」などと軽口を叩いていたものです。

ところが5年も経つと状況は変わってしまうもので、当のカミさんは左脇の下のリンパ腺を手術で削除することになってしまいました。
そこにコロナ禍。リンパ腺の切除で免疫機能が弱くなった我が家の家内はすっかり旅行に行く意欲を失ってしまい、「ネコの面倒を見ないといけないから私は行かない」「感染症も怖いし」。デザインの専門学校出身のカミさんが興味を持つのではないかと思い、「ガウディを観にバルセロナに行こう」と言った私にツレない返事。しかしながら貯めたマイルを期限切れで失うのは不本意で、「これはもう一人旅だ!」と決意し、マイルをJALポイントに変えて航空券と宿泊ホテルの予約だけのダイナミック・パッケージなるプランに申し込みしました。
取った有休休暇は6日間。そのうち2日はコロナの感染の待機期間に充て、実質4泊6日の海外旅行となりました。

カミさんの分が浮いたため、日本からの往復をロンドン経由で念願のビジネスクラス(ロンドン→バルセロナ間はエコノミー)で予約したのですが、羽田を発つ時からハプニングが始まり、チェックインカウンターで「ブリティッシュエアウェイズがオーバーブッキングで席が取れないので、JALのパリ経由でバルセロナに行く便に振替させて欲しい」と言われました。
これは結果的にはJALの方が、シート設計がゆったりしていて良かったのですが、これだけでは終わらないのが旅というものです。(②に続く)

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 乾みゆ紀君
「小池会長、古川クラブアドバイザー卓話をいただきありがとうございました。 皆様、新年度もどうぞ宜しくお願いいたします。」

あづみ野RC 藤森康友様
「高木・笠原年度のスタートを祝して。ネットの課題を乗り越えて、更なる結束と友情の広がりを祈念しております。私は本年度、2度目の幹事を務めます。今日は理事会及び初夜間例会を予定しており、開催場所は違いますが、お互いに良いスタートを切りましょう!」

信州友愛RC 市川誠君
「高木年度 初 夜間Zoom例会を祝して。 新年度 一年間どうぞよろしくお願い致します。」

信州友愛RC 土屋尚一君
「高木年度の初ZOOM例会、初理事会が開催され、活動がスタートしたことを祝して。 今年度もよろしくお願いいたします。 」

信州友愛RC 小池晃君
「高木年度スタートおめでとうございます!一年間よろしくお願いいたします。」

信州友愛RC 笠原芳子君
「高木会長のもと、できることからの前に、、、知ることから始めます。カメさん」

卓話

日本銀行券 新札発行について

日本銀行松本支店 支店長 山本格様
日本銀行 松本支店 山本格


先日、日本銀行では、2024年7月前半をめどに、新しい日本銀行券(お札)
の発行を開始することを公表しました。
新しいお札は、最新の偽造防止技術を採用しているほか、ユニバーサルデザ
インにも配慮したものとなっています。また、肖像や図柄も、それぞれ新しく
なります。
偽造防止技術の例をあげれば、新しいお札には、立体ホログラムが採用され
ます。これは、ホログラムの肖像や図柄が三次元に見えて回転するもので、お
札への搭載は世界で初めてです。すでに発行されているお札にも様々な偽造防
止策が採用されていますが、印刷技術は年々進歩していることなどから、一定
期間に一度、このように銀行券を新しくすることが必要です。なお、新しいお
札の発行が開始された後も、現在流通している日本銀行券は引き続き通用しま
す。
また、ユニバーサルデザインの観点からは、額面数字を大きくしてお札の種
類を識別しやすくしたり、指で触って種類が識別できるマークを採用したりし
ています。
他方、世の中では、決済のキャッシュレス化が進展しています。お札などの
現金も、デジタル化してはどうかという議論がありますが、検討すべき点も多
いことなどから、多くの中央銀行は慎重です。日本銀行も、現時点において、
デジタル通貨を発行する計画はありません。実際、キャッシュレス化が進むも
とでも、お札の需要は根強く、発行高は年々増加しています。
日本銀行松本支店でも、関係機関とともに、新しいお札の発行に向けた準備
を進めています。取り組みを通じ、皆さまが安心してお金を使えるよう努めて
いきます。
私自身は、昨年の7月に松本に着任し、ちょうど1年たちました。これまで
、平日の仕事だけでなく、週末も利用して県内77の市町村を訪問しましたが、
信州は、産業、自然、文化や歴史等が多様で豊かだと感じます。新しいお札の
肖像に採用された方々や、図柄のデザインにゆかりのある場所もあることから
、1年後の新札の発行開始時期までに、そうした場所も多く訪れてみたいと考
えています。

略歴

松本支店長 山本 格
     ヤマモト イタル
(昭和 47 年 7 月 17 日生 50 才)
東京都出身

平成 9 年 3 月 一橋大学経済学部卒業
平成 9 年 4 月 日本銀行入行
平成 21 年 7 月 金融市場局企画役
平成 23 年 7 月 システム情報局企画役
平成 25 年 7 月 金融市場局企画役
平成 27 年 6 月 金融機構局企画役
平成 29 年 6 月 金融市場局企画役
平成 30 年 7 月 国際通貨基金へ出向
令和 3 年 7 月 国際局総務課長
令和4年7月 松本支店長