次年度会員増強計画
次年度地区会員増強委員長 金児 進
4/9地区研修協議会 挨拶文書
皆さんこんにちは。本日は大変お忙しいところ、地区研修協議会「会員増強分科会」に
ご参加頂き誠にありがとうございます。
本年度、会員増強委員長を務めさせて頂きます信州友愛ロータリークラブの金児 進と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
早速ですが、会員増強委員会カウンセラーの関パストガバナーよりご挨拶をお願いします。関パストガバナーには今後とも何かと相談させて頂きますのでよろしくお願いします。
続きまして、本年度副委員長をお願いしてあります佐久ロータリークラブの小林さん、ご挨拶をお願いいたします。これから二人三脚で進めてまいりますので、一緒に頑張りましょう。よろしくお願いします。
さて、「会員増強委員会」ですが、ロータリーにおいてもクラブでも、この委員会は大変重要な委員会だと言われています。ただ、毎回、同じような内容で数字の報告だけで成果があまり見えないのもこの委員会の特徴かと思っております。また、クラブ内においても何度もこの委員会のメンバーになっている方も大変多くて、その分会員増強への意識も薄くなってきていると思っております。こうしたマンネリ化のため、正直なところ、とらえどころのない、不活性な委員会だとも言えます。今年度は委員会の体質も改革していくつもりです。
4年ほど前には2600地区の会員数は2000名を超えておりました。それが、昨年の数字では1860名まで減少しております。もちろんコロナの影響も多分にあったかと思いますが、会員の高齢化や事業経営の悪化などもあり、クラブの閉鎖も含めて思わしくない方向に進んでいるように思えます。またクラブ数は現在52クラブで2クラブ減少といった状況です。まさにクラブの危機、日本のロータリーの危機に直面していると感じています。会員が増えない限り、会員数が年々自然に減っていくのは当たり前の現象です。
そんな中で、この「会員増強委員会」は何をするべきか、もう一度原点に戻って委員会の皆さんと一緒に考え行動していくことが今年度の大きなテーマです。
クラブでは毎年入会候補者リストを作成して、そのリストを眺めてお終いということはありませんか?入会は無理だと諦めていませんか?人任せにしていませんか?
昨年の2600地区の会員状況のデータを見ますと年間で81名の方が入会しています。ところが逆に退会している方が56名もいるという現実です。全体では実質25名がかろうじて増えています。会員が増えているクラブと極端に会員が減少しているクラブの2極化が進んでいます。こうした現象は今後も大きくなっていくだろうと予測されます。
自然退会は仕方ないにしても、ロータリーを否定的、失望して辞めていく事は何としても防がなくてはなりません。これは大変大きな問題です。入会して3年以内の方が多く退会されているということの理由も知っておかなくてはいけないでしょう。
こうしたことを前提に会員数の維持、しいてはクラブの維持のために、どのようにしたら退会を防ぎ、新規会員を増やすことができるかを戦略的に考えていきたいと思います。
それには、ここに参加されている全クラブの会員増強委員の皆さんの行動が必要です。
どのようにクラブの中で皆さんが力を発揮され、具体的に活動していくか、私たちは全員協力のもとで成果を出していきたいと考えています。
また、ぜひ具体的な行動をして会員数を増やしたいというクラブがあれば、私たちは全力でサポートしていきます。衛星クラブなどの新クラブ立ち上げについてもご相談ください。
「会員増強」という言葉から「クラブ活性化」という言葉に置き換えて考えていきましょう。
皆さんはじめロータリー会員は会費を払って活動しています。その意義と価値を理解しておかないと、それこそお金の無駄使いになってしまいます。
私たちは、行動人として自らその価値を見出していかなくてはなりません。それがロータリーの旅です
会員増強委員長は3年しばりがあるそうです。従ってこのビジョンは3か年計画です。
3年後には「会員増強」という言葉が使われなくなりますように、あたりまえに会員が増えていく姿にしていきましょう。いずれにしても、いままでの考え方を変えて、仲間を増やそうという目標を持って活動していきます。
また、地区委員会では毎月第二火曜日の夜8:00から委員会を開催していますのでクラブ委員長の皆さんも時間があればぜひ参加してください。きっと良いアイデアや考えが出てくると思います。
ありがとうございました。以上で会員増強委員会分科会を終了します。またメインセッションにお戻りください。