信州友愛ロータリークラブ 例会
2023年3月15日開会 (通算104回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

クラブ運営について

皆さん、こんにちは。
 新たな会員として、竹内さんと藤井さんをお迎えし、去る3月11日に佐久市で「会員セミナーと家族親睦会」を金児ガバナー補佐と丸野幸子会員のご尽力により開催されました。松宮元RI理事様を講師に迎え、ポール・ハリスの生い立ちからロータリーの在り方について学びました。また、地区外から今井様、上田RCの布施様、協力クラブの蓼科RCからも4名ご参加頂き、初の対面入会式や家族親睦会を盛大に開催することができました。多くのクラブ会員の皆さんが参加して頂き、学びと懇親を深めることができたと思います。今後は、松本地区でも同様に会員セミナーと家族親睦会を開催していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。金児ガバナー補佐様、丸野幸子会員様、ありがとうございました。

新しい年度に向けて準備が本格化していきます。前年度金児直前会長が、会長挨拶で話された内容がとても大事な内容だったため、下記に掲載させて頂きました。当クラブの創設期だったため、金児直前会長は、様々な機会にロータリーの仕組みや考え方を丁寧にお話して頂いています。ロータリーは機会を与えてくれますが、活用や学びは自分次第であります。充実したロータリーライフ・人生になるように一緒に学んでいきましょう。

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本日は、クラブ運営・管理についてお話したいと思います。
クラブには審議機関と執行機関の2つが存在します。
先ず、審議機関は「理事会」です。ここではクラブの年度方針やクラブの恒久的な取り決めなど重要な案件を審議します。
執行機関は「役員」ということで会長・副会長・幹事・直前会長・会計職を示します。

「ロータリーの基礎」という冊子に以下の内容が記されていますのご紹介します。

理事会はクラブ内において、最高の自主管理権を持っています。
総会を最高の議決機関とする 一般の常識はロータリーには適用されておらず、理事会がすべての議案に関する先議権を持ち、 クラブ事項に関する理事会の決定は最終決定となります。
クラブの代表権者は会長と幹事ですが、 この代表権といえども理事会の決定が優先し、仮に会長、幹事が他クラブや RI と約束ごとをした としても、理事会がこれを拒否すれば無効となります。

理事会の決定をくつがえすためには、定足数を満たした例会で三分の二以上の賛成を得なければならず、これは事実上不可能に近い数であると共に、万一これが可決された場合には、理事会の不信任にさえつながり兼ねない重大事といえるでしょう。
理事会が大きな権限を持つことは、同時に大きな責任を持つことを意味します。
議事の提案に当たっては事前に会員の意見を充分聞く配慮が必要であり、決定に当たっても理事全員のコンセンサスを得るべきであるという理由から、理事会の決定については、過半数主義を採らず、理事全員一致主義を採用しているクラブも多いです。
○ 例会の変更、取消
○ 例会充当時間に満たない出席の判定
○ 名誉会員の身分存続
○ 職業分類の是正、訂正
○ 出席補填・・理事会が承認した奉仕プロジェクト、行事、会合
○ 出席免除・・理事会が承認した理由
○ 会員身分終結 などかなりの部分が、理事会の裁量に委ねられるようになったので、慎重かつ適正な決定が必要 です

このように理事会の自主管理権は大変大きなもので、それだけ理事の責任は大変重いものになります。
このようにクラブ総会において理事会決議の内容を否決するには2/3以上の会員の同意が必要です。ただし強引な議決は会員の不満の元になるので、再度理事会にて慎重審議を行い修正を行って最終決定とします。
また、理事会の議事録は全会員へ公開することが義務となっています。会員は理事会の内容について提案・質問等を理事会に提出することができます。場合によっては理事会に出席し、内容を説明してもらう事もあります。

理事の選考は全ての会員の承認が必要であり、それはクラブ年次総会にて次期役員と共に選挙されます。
理事・役員の任期は1年ですが、事情により複数年理事を任命することもあります。

会員の皆さんは必ず理事・役員になります。そのためにもクラブ運営・管理についてしっかり学んでおく必要があります。

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 ロータリーは、自ら活動(行動)することが大事です。参加の仕方は様々ですが、居心地の良いクラブや社会になるように、お互いに学びあいましょう。

 今週も楽しい1週間になりますように。


 

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

RI第2780地区 茅ヶ崎湘南RC 松宮剛様
「始めまして。本日はどうぞよろしくお願い致します。皆さんとお知り合いになれますことを大変嬉しく思います。」

信州友愛RC 古川幸枝君
「先日のクラブ会員セミナーに出席できず、残念でした。皆様お疲れ様でした。」

信州友愛RC 金児進君
「先日3月11日開催のクラブ会員セミナー&家族親睦会に39名の会員参加を頂きありがとうございました。こうして皆さんが自発的にクラブイベントに参加していただくことがロータリーの醍醐味であり楽しみです。これからも宜しくお願いします」

卓話

職業奉仕について

信州友愛ロータリークラブ 会員 宮田 繁二郎君

信州友愛ロータリークラブ 宮田繁二郎

この度、卓話の機会を頂きました。早いもので、入会し2年が経ちましたが、未だにロータリーのことが良く理解できているとは言えません。
特に難解なのが職業奉仕です。今井先生の卓話や、西入さんの卓話を参考にしながら、自分なりの理解を試みました。その中で
今井先生のご紹介で国際ロータリー第2640地区の角谷浩二様の講演資料を拝読させて頂き、理解を深めることができました。
以下、自分としての理解を述べさせていただきますので、ご指導頂ければ幸いです。

「奉仕活動による受益者はだれか」・・・ここがポイントでした。
「受益者が自分以外の地域や、社会の人々」ならば、「社会奉仕」
「受益者が自分自身である場合」は、「職業奉仕」となる。
ここで、自分自身が受ける益とは、地域や社会からの尊敬や、信用、信頼、そして自分の職業が結果として繁栄すること。
こうして職業奉仕活動により、自分自身や、会社が受益者になる。
さらに、こうした活動を基軸に更なる発展を続けることが目標になる。
そのために、自分の職業に対しては、強い倫理性を求めることが要求される。
これこそが、職業奉仕の基本的な考え方ということを理解しました。
企業としては、これらを実践するために、全社が同じ方向を向き、盤石な経営基盤を構築するため、企業理念を作成し、深く理解して活動することが必要です。弊社でも、1996年に企業理念を全社あげて創ったことを想い出しました。
ちなみに私も当時この企業理念策定委員会の一員として参画しておりました。
この企業理念は、今日も変わることなく、経営の羅針盤として機能しています。
職業奉仕活動とは、事業が永続的に発展を続けるための指針であり、それぞれの職業の立場に立ち、理解を深め、行動を実践することにより益が実現されるものと理解致しました。
今後ともご指導宜しくお願い致します。
弊社の企業理念は下記のリンクで確認できます。
https://www.sanyodenki.co.jp/corporate/philosophy.html